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『ピーターラビット2』はガイ・リッチー映画に影響を受けた!イギリス人ギャングスターの動物版が登場

目つきが悪い動物バージョンのイギリス人ギャングスターたち - 映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』より
目つきが悪い動物バージョンのイギリス人ギャングスターたち - 映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』より

 映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』のウィル・グラック監督がインタビューに応じ、本作はロンドンの下町を舞台にしたギャングスターコメディーで知られるガイ・リッチー監督の映画から影響を受けていると明かした。

【画像】ピーターにボコボコにされるマグレガー

 本作では、父親面をするマグレガー(ドーナル・グリーソン)にうんざりして湖水地方を飛び出したピーターが、都会のストリートで生きるうさぎ、バーナバスに出会うことに。ピーターの父親の親友だったいうバーナバスは、都会の動物たちを組織し、人間の家に忍び込んでは野菜や果物を盗むギャングだ。バーナバスに父親のような頼もしさを感じたピーターは、彼が計画した最高級ドライフルーツ強奪作戦に加わることになる。

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 バーナバスは映画オリジナルキャラクターで、彼に従う猫のトムとミトン、ねずみのサムエルは原作者のビアトリクス・ポターが生んだキャラクターだ。彼らにギャング団を結成させた理由について、グラック監督は「僕はガイ・リッチーの映画が好きなんだ。イギリス映画が好きで、『バンク・ジョブ』とかね。それで、僕たちは動物バージョンのイギリス人ギャングスターたちを作ったんだ」と明かす。そういうわけでバーナバスの声優は、リッチー監督の『スナッチ』にも出演したレニー・ジェームズが務めている。

 本作はそんなはちゃめちゃなコメディーである一方で、アイデンティティについての映画にもなっている。軸となるアイデアは、共同脚本家のパトリック・バーリーとの話し合いの中で生まれたのだという。

 「彼は子供の頃、問題児だった。彼が、本作のピーターそのものだったんだ。みんなが『おまえは悪い子だ』と言い続け、彼は『自分はこれからも一生そうなのか? それが僕という人間なのか? それとも違うのだろうか?』と考えた時のことをすごくよく覚えていると言うんだ。幸運なことに、彼は善人の道を選んだ。だけど、悪い道でもだいぶ過ごした。今はたくさんの子供たち、そして大人たちが、絶えずソーシャルメディアで『おまえは~という人間だ』ということを言われていると思う。そして、それとどう向き合うかという問題がある。この映画にはソーシャルメディアは全く出てこないけれど、“他人の勝手な定義付けに心を悩ますのはやめよう”という寓話にもなっているんだ」

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 ちなみに、マグレガーが妻のビア(ローズ・バーン)と口論するシーンでは、彼が日本の首都にやたらと詳しいことが判明する。これは、日本研究を専門とする歴史学者を母に持ち、その関係で少年時代を度々日本で過ごし、上智大学に1年間留学した経験もあるグラック監督ならではのシーンだ。「すごくナンセンスなことで二人が言い合いをしているシーンにしたかったんだ。僕は日本が都を京都から東京に移したのがずっと気に入っていたから(笑)、それを入れたんだ。実際はもっと長かったんだよ。撮影したんだけど、カットしたんだ。『昔は江戸と呼ばれていたんだ』とかそういう話だった」と笑っていた。(編集部・市川遥)

映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』は公開中

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