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芦田愛菜、大竹しのぶに女優としての憧れ 10年前に大河ドラマ共演

芦田愛菜と大竹しのぶ
芦田愛菜と大竹しのぶ

 女優の芦田愛菜が27日、東京・千代田区のイイノホールで行われたアニメーション映画『岬のマヨイガ』の完成披露試写会に出席。本作でともに声優を務めた女優の大竹しのぶとの過去の共演を振り返りつつ、憧れの気持ちを明かした。

芦田愛菜が迷ったときは?『岬のマヨイガ』完成披露試写会の様子【写真】

本作は、柏葉幸子の野間児童文芸賞受賞作を原作にしたファンタジーアニメ。不思議な伝説が伝わる古民家「マヨイガ」を舞台に、居場所を失った17歳の少女と血のつながりがない新しい家族との共同生活が描かれる。この日のイベントには芦田と大竹と共に声優参加した粟野咲莉川面真也監督も登壇した。

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 大竹と芦田は2011年放送の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」で共演したことがあり、今回は10年の月日を経ての声優共演となった。大竹は当時の芦田について「仕事に対する姿勢はまだわからない小さい頃」「楽屋でキャッキャッとはしゃいでいた」と当時の無邪気だった芦田の様子を紹介。そのうえで「こんなに立派になって驚いています」と微笑む。

 これに対して芦田は「覚えていてくれてうれしいです」と感激しきり。大竹については「バラエティー番組で見かけるときとお芝居をするときで、雰囲気が全然違っていて、すごく素敵」と憧れの存在だという。「私もそんな女優さんになりたいです。今度はお芝居の撮影現場でもご一緒したいです」と口にして笑顔を見せた。

 イベントでは本作の内容に絡めて「迷ったときの答えの見つけ方」をテーマにトークも展開。芦田は「私は人生で大きく悩んだことがないので、小さいことになるけど……」と前置きしつつも「悩んだときは自分なりに考えて、自分が納得できる答えを探して行動するようにしています」と自身の考えを披露。「結果は決まっていても、後はなるようになる、と考えるんです。自分に人生の決定権があると決めつけると、あとで辛くなってしまうこともある。人生の選択権があるというふうに考えれば後悔することも少ない」と持論を述べる。座右の銘は「まあ、いいか」であることも明かした。

 最後に芦田は作品について「(自身が演じる)ユイがご飯を食べるシーンがすごく印象的」とコメント。「みんなと一緒に会話をしながら食べるご飯だからこそ、より美味しく感じるのかなと思いました。食事のシーンはとても温かい雰囲気があって、まさにこういうのが小さい幸せだなと。みなさんにもぜひ注目して見てほしいです」と話した。(取材・文:名鹿祥史)

映画『岬のマヨイガ』は8月27日より公開

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