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26億円で落札された『コーダ あいのうた』日本公開決定

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アカデミー賞の有力候補!
アカデミー賞の有力候補! - (C)2020 VENDOME PICTURES LLC, PATHE FILMS

 配給権がサンダンス映画祭史上最高額となる26億円で落札されたことで話題となった映画『CODA(原題)』が『コーダ あいのうた』の邦題で、来年1月に日本公開されることが決定した。あわせて、4人家族が仲良く寄り添う姿が切り取られたポスターも公開された。

【画像】これまでの最高額だった映画『パーム・スプリングス』

 2015年に公開されたフランス映画『エール!』のハリウッド版リメイク作でもある本作は、耳が聞こえない両親と兄の4人で暮らす高校生のルビーが、歌の才能を認められたことで葛藤する様子と家族のきずなを描いた物語。エミリア・ジョーンズがヒロインを務めるほか、フェルディア・ウォルシュ=ピーロマーリー・マトリンらが出演する。サンダンス映画祭で、観客賞、最高賞、監督賞、アンサンブルキャスト賞の4冠に輝いた。

 原題の“CODA”とは、耳の聞こえない両親に育てられた子どもという意味があるほか、楽曲や楽章の締め(=新たな章の始まり)を表す音楽用語としても知られている。あわせて公開されたポスターには、音符の形をしたアイコンが描かれ、音楽が重要なアイテムとして登場することがわかるデザインになっている。(今井優)

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