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代理母を襲う異変…『ボーダー 二つの世界』監督のマタニティ・ホラーが公開決定

『ローズマリーの赤ちゃん』へのオマージュも
『ローズマリーの赤ちゃん』へのオマージュも - (C) 2016 Profile Pictures ApS

 2019年に日本でも公開された『ボーダー 二つの世界』などで知られるアリ・アッバシ監督によるホラー映画『マザーズ』が2022年1月21日より劇場公開されることが明らかになった。

 本作は、第71回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門でグランプリを受賞した『ボーダー 二つの世界』を手掛けたアリ・アッバシ監督のマタニティ・ホラー。代理母となった若きシングルマザーに奇妙な異変が襲い掛かる恐怖が描かれる。

マザーズ
(C) 2016 Profile Pictures ApS

 ルイスとカスパー夫妻の家へ住み込みの家政婦としてやってきたシングルマザーのエレナ。夫妻は資産家ながら、自給自足の生活を目指し、電気も水道も通っていない生活を送っていた。幼い息子を実家に預け、出稼ぎにきているエレナには、その生活スタイルは恵まれた者の遊びにも映るが、夫妻の人柄に触れ次第に家族のようになっていく。そんなある日、エレナはルイスから代理出産を懇願される。息子と一緒に暮らせるアパートを買うと言われ、同情心もあり引き受けるエレナ。しかし、妊娠直後からエレナの身体に異変が起きる。

 キャストには『テルマ』などのエレン・ドリト・ピーターセン、『汚(けが)れなき祈り』などのコスミナ・ストラタン、『特捜部Q キジ殺し』などのピーター・クリストファーソン、そして『ミッドサマー』での演技も記憶に新しいビョルン・アンドレセンが名を連ねる。(編集部・大内啓輔)

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