横浜流星、海外プロダクションとの共同制作ドラマ出演に「魂を込めて撮影に臨みたい」
俳優の横浜流星が9日、丸ビルホールで行われたTBS日曜劇場「DCU」（1月16日スタート、毎週日曜よる9時～放送）の3か国同時リモート試写会＆舞台あいさつに出席し、「魂を込めて撮影に臨みたい」と意気込みを語っていた。舞台あいさつには主演を務める阿部寛のほか、中村アン、山崎育三郎、趣里、高橋光臣、岡崎体育、有輝（土佐兄弟）、市川実日子も参加した。
本作は、水中捜査に特化した架空の組織「DCU(Deep Crime Unit)」を舞台にしたオリジナルストーリーで、水にまつわる事件・事故とそこに隠された謎に迫るウォーターミステリー。横浜はダイバーとしての能力がDCUの中で群を抜く存在である瀬能陽生を演じる。
第1話を試写で観たばかりという横浜は「興奮しっぱなしでした」と笑顔を見せると「壮大なスケールで物語に入り込むことができました。まだまだ撮影は続きますが、これからもチーム一丸で頑張っていきたいです」とさらに気合が入った様子だ。
この日の模様は、本作がハリウッドでも活躍する海外プロダクションと共同制作しているということで、会場となった丸ビルホールとアメリカ・ロサンゼルス、カナダ・モントリオールをリモートで繋いだ3か国で同時中継された。海外の視聴者から賛辞が寄せられると、横浜は「日本だけではなく、たくさんの方々に観ていただけて嬉しい。改めてすごいプロジェクトに参加させてもらえたと実感したので、これからも魂を込めて臨みたいです」と表情を引き締めていた。
水にまつわる物語のため、撮影は過酷なシーンが続いているという。横浜は「僕が演じた瀬能というのは、とにかく実直な役で、思ったらすぐ行動、そして言葉が出てしまう男なんです」と説明すると「叫ぶシーンがすごく多く、喉をいたわりながらやっているのですが、それでも叫び続けるシーンが続くと大変です」と苦労も明かしていた。
ダイバーという役柄上、出演者たちは体を鍛えて臨んでおり、阿部は「30数年前にダイビングの免許を取ったのですが、もう一度やり直しました」と語ると「流星くんや光臣くんが、ものすごく体を鍛えていると聞いたので、僕も（阿部が主演を務めた映画）『テルマエロマエ』以来、ひそかに鍛えています」とニヤリ。
横浜は「みんなでスキューバーダイビングの免許を取りました」と明かすと「光臣さんが現場に筋トレの機械を持ってきてくれたので、それで鍛えたり、ジムに行ったりしています」と体づくりには余念がないようだった。（磯部正和）
TBS日曜劇場「DCU」は1月16日スタート、毎週日曜よる9時～(放送初回は25分拡大）
