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2024年大河ドラマ、主演は吉高由里子!紫式部を描く「光る君へ」で脚本・大石静と再タッグ

2024年大河ドラマの主演を務める吉高由里子
2024年大河ドラマの主演を務める吉高由里子

 11日、2024年大河ドラマ第63作のタイトル、主演がNHKより発表された。「源氏物語」の作者・紫式部を題材にした「光る君へ」で、主人公・紫式部を吉高由里子が務める。吉高の大河出演は2008年の「篤姫」以来2度目。会見に登壇した吉高は「願ってもみなかったお仕事」と驚きがあったことを明かすと「女性がテーマでスタッフさんも女性が多い。女の人が表に立つお話だと思うので、たくさんの人に共感していただける主人公になれば」と意気込みを語った。また、脚本を2006年放送の大河ドラマ「功名が辻」などの大石静が担当することも併せて発表された。

【写真】尾高さんロスも話題を呼んだ吉高由里子主演×大石静脚本ドラマ

 平安時代に、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生みだした紫式部を主人公にした本作。武家台頭の時代を目前に、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した式部の一生を描く。タイトルにある「光る君」とは、「源氏物語」の主人公である光源氏が、原文で「光る君」と書かれていることから。光り輝くような容姿の美しさ、頭脳明晰で愛嬌もあり和歌にも音曲にも長けた非の打ちどころのない男性。タイトルは、諸説あるそのモデルの一人である藤原道長への式部の想いも表している。

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 大役のオファーを受けた吉高は「2014年に連続テレビ小説(『花子とアン』)に出演させていただいてから、今回10年ぶりに長い作品に携わることになりました」と語ると「正直、まさか自分が大河ドラマの主演をやるとは願ってもいなかった。恐れ多くて“夢でした”とも言えないぐらいの存在」と驚いたそう。

脚本の大石静と

 脚本の大石は、深い関係となる式部と藤原道長について「戦がない時代。男性のエネルギーは女性に向かうのかなと。紫式部は道長と夫婦にはならなかったけれど、心身共に深く関わった。その辺りを情熱的に描きたい」と語り、吉高は「血肉をむさぼるのかな」と苦笑い。

 主人公・式部について「学生時代に学んだぐらいで、漠然としたイメージしかなかった」と言う吉高。「大石先生の想像の翼を借りながら、しっかりとイメージを働かせて、鮮やかな大河ドラマになるようにしたい」と意気込み、「大河ドラマと言えば馬というイメージがあったので、馬に乗りたいんです。でも戦もない時代なので、大石先生には馬のシーンをぜひとも入れて欲しいです」と大石におねだりしていた。

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 キャスティングについて、大石は自身が脚本を手掛けた「知らなくていいコト」(2020年、日本テレビ系)で吉高が主演を務めた際「控え目な感じと奔放な感じが同居していた。女優さんというのは一つのイメージになりがちなのですが、吉高さんはいろいろな顔を持っているところが素敵だなと思った」と言い、「この企画が上がったとき、ぜひ吉高さんに引き受けていただきたいと思った」と吉高を推薦した理由を明かした。

 「一つの作品で一人の役を1年半務めることで、作品が終わったとき、どんな影響を自分にもたらしてくれるのか楽しみです」と期待を寄せる吉高。3月末にオファーを受けてからこの日まで誰にも話せなかったことを「秘密を抱えながら生活するのがこんなに苦しいものだとは思わなかった」とおどけると「ようやく無事にお伝えできて良かったです」と安堵の表情を見せていた。(磯部正和)

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