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本能と欲望が暴かれる…磯村勇斗主演『ビリーバーズ』不穏すぎる予告が公開

伝説のカルト作を映画化『ビリーバーズ』
伝説のカルト作を映画化『ビリーバーズ』 - (C) 山本直樹・小学館/「ビリーバーズ」製作委員会

 漫画家・山本直樹の同名コミックを磯村勇斗主演で実写映画化する『ビリーバーズ』(7月8日公開)の予告映像が公開された。

『ビリーバーズ』予告映像

 「ビリーバーズ」は、1980年代から90年代にかけて社会問題として顕在化した「カルト」的な宗教団体をモチーフに、その独創的な感性と世界観で人間の欲望をあぶり出した問題作。『アルプススタンドのはしの方』『女子高生に殺されたい』などの城定秀夫が監督を務め、磯村が映画初主演を果たす。

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 今回、予告映像が公開。とある孤島で生活をする二人の男と一人の女。ニコニコ人生センターという宗教的な団体に所属している3人は、オペレーター、副議長、議長と互いに呼び合い、無人島での共同生活を送っていた。俗世の汚れを浄化し”安住の地”へ出発するための修行なのだ。だが、そんな日々のほんの僅かなほころびから、徐々にお互いの本能と欲望が暴き出されていく。前半の長閑な孤島生活から一転、後半はカオスな世界に突入する。

 音楽を曽我部恵一が担当することも明らかに。不穏かつ繊細なサウンドトラックと、書き下ろしの主題歌「ぼくらの歌」が映画の世界を彩る。曽我部は「山本直樹×城定秀夫。透明なエロスとタナトスが真っ赤に爆発するに決まっている。そんな映画に音楽をつけろと。強大な思想に幻惑され、絡め取られていく個人の純情。自分の何かが間違いを、バグを起こすような方向に行け行けと、自らを鼓舞しながら音楽を作った。それで、ぼくの中のエロスとタナトスも、この夏のなかで少しは解放されたようです」とコメントを寄せている。

 磯村が主人公のオペレーターを演じるほか、副議長役で北村優衣、議長役で宇野祥平、第三本部長役で毎熊克哉、そしてカルト団体の主宰者「先生」役として原作者の山本が出演している。(編集部・大内啓輔)

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毎熊克哉(第三本部長役)コメント

とんでもない問題作がこの世に!
生まれ出て。ほっぽり出されて。どうやって生きていこうかと路頭に迷い。何かを信じてしがみつき。
騙されて。交差して。またひとりぼっち。
でもまた信じたい。努力しなければ。
僕は第三本部長という役を演じました。
この映画には希望があるはず! お楽しみに。

山本直樹(主催者「先生」役)コメント

人生初弾着、初血糊という貴重な経験をさせていただきました。個人的にはこっ恥ずかしい限りですが、楽しんでいただけたら幸いです。原作者として自分が20数年前に書いたセリフを面白がり、感銘を受け、笑えたというのは、城定監督と役者陣の素晴らしさによるものなのでしょう。

映画『ビリーバーズ』予告編 » 動画の詳細
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