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伊藤潤二「富江」「首吊り気球」など20タイトルをアニメ化 Netflix新プロジェクト始動

「富江」のアニメ設定画像
「富江」のアニメ設定画像 - (C) ジェイアイ / 朝日新聞出版・伊藤潤二『マニアック』製作委員会

 9日、「うずまき」など数々の名作で知られるホラーコミック界の鬼才・伊藤潤二の漫画作品をアニメ化するプロジェクト「伊藤潤二『マニアック』」が、Netflixのオンラインイベント「Geeked Week」(ギークドウィーク)内で発表され、伊藤本人による紹介映像が公開された。

【動画】伊藤潤二が明かす創作秘話「マニアック」を原作者が紹介

 「伊藤潤二『マニアック』」では、これまで数多の読者を奇怪な世界に引き込んできた伊藤潤二作品から20タイトルをアニメ化予定。この日は、デビュー作にして代表作「富江」シリーズ、「双一」シリーズ、そして「首吊り気球」という3作品の映像化と設定画像が公開された。

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 今回発表された3作品は、いずれも後世に残る名作ばかり。「富江」は、虜にした男たちに殺されながらも、平然と蘇る美少女・富江にまつわる恐怖を描いた、美しくもグロテスクな作品。続く「双一」シリーズは、常に釘を咥えている陰気な少年・双一が、呪いで人々を恐怖におとし込む様を笑いも交えつつ描く。両シリーズからどのエピソードがアニメ化されるのかは明かされていない。

「双一」設定画像、さらに「首吊り気球」のアニメ化も決定している(C) ジェイアイ / 朝日新聞出版・伊藤潤二『マニアック』製作委員会

 そして「首吊り気球」は、伊藤いわく「巨大なアドバルーンに首を吊られた死体がぶら下がったものが、空に浮かんでいるイメージ」から作り上げたという、不条理な世界観と衝撃的なビジュアルで知られる短編作品。これらのタイトルの映像化に「才能豊かなアニメーター」が挑むといい、伊藤は「彼らの創造力が、私のキャラクターたちを、どのような不気味な世界へ導いていくのか楽しみでなりません」と期待を語っている。(編集部・入倉功一)

「伊藤潤二『マニアック』」は2023年Netflixにて世界独占配信

伊藤潤二『マニアック』を原作者が紹介 - Netflix » 動画の詳細
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