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母親を殺害した「リバーデイル」出演俳優、カナダ首相殺害計画も立てていた

ライアン・グランサム(2013年撮影)
ライアン・グランサム(2013年撮影) - Andrew Chin / Getty Images

 母親を殺害し、第2級殺人の罪を認めたテレビドラマ「リバーデイル」などのカナダ人俳優ライアン・グランサム(24)が、カナダのジャスティン・トルドー首相の殺害計画も立てていたと伝えられている。

【画像】グランサム出演映画『Dr.パルナサスの鏡』

 CBC.caによると、2020年3月、グランサムはピアノを弾いている64歳の母親バーバラさんの後頭部を銃で撃ち、殺害した。現在、仮釈放を申請する資格を得るまでの服役期間を決定する量刑審問が行われており、検察が当時のグランサムの精神状態を説明する中でトルドー首相の殺害計画が明らかに。グランサムは母親を殺害した翌日、銃3丁、銃弾、火炎瓶12本、キャンプ用具一式、トルドー首相の自宅への道順を書いたものなどを車に積み込んだのだという。

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 トルドー首相殺害計画についてはグランサム自身が警察に供述しているほか、彼の日記にも記載されている。グランサムは計画を実際に実行することはせず、首相の家へ向かう代わりにバンクーバー警察に出頭した。グランサムはひどいうつ病で、自分がこれから行う暴力行為を母親に見せまいと、彼女を先に殺すことにしたとみられている。

 元子役のグランサムは「リバーデイル」のほか、映画『グレッグのダメ日記』『Dr.パルナサスの鏡』やドラマ「スーパーナチュラル」「iゾンビ」などに出演している。(朝倉健人)

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