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「テッパチ!」佐野勇斗、1日5食で10キロ以上の増量

自衛官候補生を演じる佐野勇斗
自衛官候補生を演じる佐野勇斗

 フジテレビ系の新ドラマ「テッパチ!」(6日水曜よる10時スタート)で町田啓太ふんする主人公とバディを組むことになる自衛官候補生・馬場良成を演じる佐野勇斗が、肉体作りのために10キロ以上増量した苦労について語った。

【写真】10キロ以上増量!劇中の佐野勇斗

 完全オリジナル企画となる本ドラマは、陸上自衛隊を舞台に、青年たちの成長と熱き思いを描いた物語。佐野演じる馬場は、真面目で心優しい性格の自衛官候補生。学生時代は吹奏楽部でトランペットを担当しており、一度は一般企業に就職したものの、自衛隊音楽隊への夢を諦められず、陸上自衛隊への道に進むことになる、という役柄だ。

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 本作は防衛省が全面協力。「実際に、本当に自衛官の皆さんが日々、衣食住をしている中に交じって撮影をさせてもらっています」と語る佐野は、「ヘリコプターが飛び交っていたり、実際に陸上自衛隊で使われている戦車が行き来したりしていて。僕らからすると非日常の空間で撮影させていただいているので、こちらとしてもテンションが上がります」と笑顔。それだけに「やはり実際の環境に身を置いているだけあって、撮影した画面を観ても臨場感があるというか。面白いと言ってもらえるような作品に仕上がっていると思います」と自信を見せる。

 自衛官候補生を演じるにあたり、体重を10キロ以上増量したという佐野は「昔からスポーツをやっていたので腹筋とかはあったんですけど、やはり上半身の胸や肩まわりはどうしても華奢(きゃしゃ)だった」との思いから、「やはり筋肉をつけるためには、とにかく食べる量を増やさなくてはいけない。ということで、1日5食に増やして、できる限り筋トレにも行く、という感じでトレーニングをしていました」と振り返る。

 しかし、本作の直前に出演していた日本テレビのドラマ「真犯人フラグ」では、精神的に追い込まれる役だったため、その時はなるべく食事をとらないようにしていたという。「だから短期間で減量と増量を経験したことになるんですけど、やはり増量する方が大変でしたね」と苦笑い。

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佐野勇斗

 だがそうした肉体作りの苦労も、同じ目標に向かって励む共演者たちと分かち合っていたという。「みんなとは何を飲めば効率的に筋肉がつくか、という話もよくしています。駐屯所の武道室にはダンベルなどがあるので、町田さんがダンベルを持つ姿勢なんかを教えてくれるんです。そうやって『みんなでやろうよ』と率先して言ってくれたのも町田さんでした。あとは教官役の北村(一輝)さんの存在も大きくて。ひとりひとりとコミュニケーションをとってくださるので、北村さんと町田さんが率先して現場の雰囲気を作ってくださった」という。

 また、バディを組むことになる町田とも「年齢は8歳くらい違うんですが、本当に寄り添ってくれるというか。いろんなアドバイスもしてくださいますし、他愛もない世間話もするので、普段からバディ感が出ているんじゃないかな」と手応えを感じているようで、「実際にふたりのバディ感が足りないなと感じた時には、町田さんがアドリブをたくさん入れてくれて。そのアドリブに僕が返すという形になるんですが、本当に僕とのバディ感を出そうといろいろと考えてくれていますし、いいスパイスを入れてくれているなと思います」と町田に全幅の信頼を寄せている様子。

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 だが彼自身は「けっこう家でガチガチに固めるタイプというか。セリフをこう言ったら、こう返そうかなとか、前もって考えるタイプなので。アドリブはめちゃくちゃ焦ります」とのことで、「だからいつも『やめてください』と言っているんですけど、その様子がすごくいいよと言ってもらえたりするんですよね」と笑いながら明かす。

 視聴者に向けて「僕の役はトランペットを諦めたくないという目標を持って陸上自衛隊に入るという役なんですけど、やはり人生は1回しかないんで。何かに挑戦してみようという勇気を与えられる作品だと思うし、自分自身もまだまだできるなと勇気づけられています。だからいろいろな世代の方に観てもらいたいですね」とメッセージを送る佐野は、「あとは僕らの肉体美ですね。僕らが裸になるシーンがあるんですけど、しっかり鍛えたんで。そこにも注目してもらえたらと思います」と笑いながら付け加えた。(取材・文:壬生智裕)

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