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上川隆也、ドラマ版「さよならの向う側」案内人役に決定

「さよならの向う側」で案内人を演じる上川隆也
「さよならの向う側」で案内人を演じる上川隆也

 俳優の上川隆也が、読売テレビ・日本テレビ系で9月に放送される、プラチナイト木曜ドラマ「さよならの向う側」(木曜日23時59分~24時54分放送)で主演を務めることが明らかになった。

【画像】「遺留捜査」で乗馬もこなした上川隆也

 「さよならの向う側」は、清水晴木の連作短編小説を原作に、さまざまな人たちの最後の再会を描くヒューマンドラマ。同枠で、2つのドラマを4週連続オムニバス形式で放送する「4週連続オムニバスDRAMA」の第一作となり、上川演じる”案内人”が、現世とあの世の狭間「さよならの向う側」で、思いがけず訪れた死に戸惑う人々を迎え、最後の24時間に寄り添う姿を描く。

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 人は亡くなった時、最後に一日だけ会いたい人に会える時間が与えられる。ただし、会うことができるのは、その人が死んだことをまだ知らない人とだけ。人生の最後の24時間に、彼らは誰と会うことを選ぶのか。脚本を「スカーレット」「ホタルノヒカリ」などの水橋文美江、監督を『神様のカルテ』『桜のような僕の恋人』などの深川栄洋が手掛け、切なくも温かい愛の物語を紡ぐ。

 上川は、どこか飄々とした物腰で人々の最後の時間に寄り添う案内人を演じ「ありきたりですが『人間は捨てたもんじゃない』と演じながら思えたんです」とコメント。作品の魅力と共に「見るにも聞くにも堪えないような事件や出来事が日々起こっているような世の中ですけれど、その一方でやはり人の持っている『善性』は信じていたいですし、この物語にはそう思わせてくれる温もりがありました。各話のいたる所で、救われているような気持ちになれました。改めて、この案内人は演じがいがあったと思っています」と振り返っている。

 また、原作者の清水は「小説家になってからの夢の一つが映像化でした」と告白。「この『さよならの向う側』は今までで一番の特別な想いがこもった作品です。そしてその作品を同じくらいの熱をもって、素晴らしいキャストさんとスタッフさんに映像化して頂きました」と感謝をつづっている。上川と清水のコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)

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プラチナイト木曜ドラマ「さよならの向う側」は9月放送 第一部「さよならの向う側」本編30分/第二部・後日発表

上川隆也コメント

●本作品の「案内人」を演じてみて

ありきたりですが『人間は捨てたもんじゃない』と演じながら思えたんです。
見るにも聞くにも堪えないような事件や出来事が日々起こっているような世の中ですけれど、その一方でやはり人の持っている『善性』は信じていたいですし、この物語にはそう思わせてくれる温もりがありました。各話のいたる所で、救われているような気持ちになれました。改めて、この案内人は演じがいがあったと思っています。

●本作品の見どころ

怪我をして松葉杖をついてる時、当たり前に左右の足を出して歩けることの有り難さに気付く様に。風邪ひいて寝込んでるときに咳き込まずに呼吸ができることの価値を思い知る様に。このドラマは、身近な人と話せるという『当たり前』が持っている重さにほんの少し気が付ける、そんな作品ではないでしょうか。
身近にある当たり前がちょっとだけ意味を持つような、そんな時間としてご覧になっていただけたら嬉しいです。

清水晴木コメント

小説家になってからの夢の一つが映像化でした。というのも僕は元々学生時代に脚本家を目指していて、小説と同じくらいにドラマや映画が大好きだったからです。そしてその頃からの十年越しの想いがとうとう実りました。本当に本当に嬉しいです。
この『さよならの向う側』は今までで一番の特別な想いがこもった作品です。そしてその作品を同じくらいの熱をもって、素晴らしいキャストさんとスタッフさんに映像化して頂きました。観終わった後にはきっと大切な人に会いに行きたくなるドラマになっていますので楽しみにしていてください。
小説からドラマになることで、「さよならの向う側」という物語がこれからまたたくさんの人に届きますように。一緒にドラマを楽しむことができれば何よりも嬉しく思います。

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