ブラッド・ピット、声優・堀内賢雄と念願の初対面 「セクシー」と声を絶賛
来日中のブラッド・ピットが23日、TOHOシネマズ二条で行われた映画『ブレット・トレイン』（9月1日全国公開）のジャパンプレミアに登壇。ブラッドの吹き替えを25年務める声優・堀内賢雄と念願の初対面を果たし、堀内の声を「セクシー」と絶賛した。この日はアーロン・テイラー＝ジョンソン、真田広之、マシ・オカ、デヴィッド・リーチ監督、ケリー・マコーミック（製作）、吹き替え声優のフワちゃんも出席した。
本作は、伊坂幸太郎のベストセラー小説「マリアビートル」をハリウッドで実写化したアクションスリラー。日本の超高速列車を舞台に、世界一運の悪い主人公・レディバグ（ブラッド）が、クセのある殺し屋たちと死闘を繰り広げる。
3年ぶりの来日となったブラッドは、キャスト＆監督と共に東海道新幹線で京都まで移動。舞台挨拶前には、レッドカーペットに詰めかけたファンの元へ駆け寄り、サインや写真撮影などのファンサービスを30分近くかけて行った。
数年前に京都を訪れたというブラッド。「この映画を届けることができて、とても嬉しいよ」と再訪を喜ぶと、「ぜひ映画を楽しんで、僕たちの愛情を感じてほしい」とこれから作品を鑑賞するファンにメッセージを送る。
ブラッドの吹き替えを25年担当し、本作でも主人公レディバグに声を当てた堀内は「まだ夢を見ている感じ」と心境を告白。ブラッドが堀内に向けて「鏡を見ているようだ」と伝えると、堀内は「やめてくださいよー！」と恥ずかしそうに反応し、世界一運が悪いというレディバグの設定に絡めて「僕は超ラッキーな男」と喜びを爆発させた。
暗殺者・ホーネット（ザジー・ビーツ）の吹き替えを担当したフワちゃんは、来日ゲストとの対面に「すごく嬉しい！ みんな、嬉しいよねー！」といつものハイテンションでコメント。「イベントが始まる前に、ブラピと自撮り100枚くらいしたよ」と明かすと、スマートフォンを取り出し、会場に自撮り写真を見せながら「みんなと仲良くできて本当に嬉しい！」と感謝した。また、フワちゃんの印象を聞かれたブラッドは「ファンタスティック」とイケボで返すと、フワちゃんは「今のムービー撮った？ 私にちょうだいね」とお茶目に反応した。
さらに、初来日のアーロンは「ブラッドと仕事ができることは喜びでした。彼とはすごい戦いがあるので、見逃さないでください」と観客にアピール。凱旋帰国を果たした真田は「ただいまー！」と声をかけると、「ブラッドは最初からフレンドリーで、映画への情熱がとても激しく優しく、日々の撮影が楽しみでした」とブラッドとの共演を振り返っていた。（取材・文：編集部・倉本拓弥）
