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「鎌倉殿の13人」トウ役・山本千尋が怒濤のアクション!“ダブル山本”の対決に沸く

第38回「時を継ぐ者」より山本千尋演じるトウ
第38回「時を継ぐ者」より山本千尋演じるトウ - (C)NHK

 2日放送の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合ほか)第38回で、山本千尋演じる“二代目・善児”こと仕事人のトウが1か月ぶりに登場。離れ技ともいうべき殺陣・立ち回りを披露し、視聴者を大いに沸かせた(※一部ネタバレあり)。

【画像】まさかの山本VS山本!

 本作は、鎌倉時代を舞台に、野心とは無縁だった伊豆の若武者・北条義時(小栗旬)が武士の世を盤石にした二代執権に上り詰めていく物語。第38回「時を継ぐ者」では、主人公・義時が人生の節目となる哀しくも重要な局面を迎えた。義時と時政(坂東彌十郎)との主導権争いが激化し、時政は妻りく(宮沢りえ)の言うままに、源実朝(柿澤勇人)に鎌倉殿の座を娘婿・平賀朝雅(山中崇)へ譲るように迫る。義時が時政の屋敷を包囲するなか、政子(小池栄子)が駆けつけ、目的のために多くの命を奪ってきた頼朝(大泉洋)にも慈悲の心があったこと、親殺しはしてはならないことと義時を思いとどまらせようとする。

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 トウは、殺しなど裏の仕事を請け負う善児(梶原善)の弟子だった孤児。善児亡きあとも、義時のもとで働いている。第38回でトウが現れたのは、時政とりくが鎌倉を離れる時のこと。義時に密命を下されたトウは、りくに食事を届けるなり背後から切りかかろうとした。しかし、そこへ三浦義村(山本耕史)が現れ、「何者だ?」とトウの企みを見抜き激闘へ。戦いは斬り合いから肉弾戦へとなだれ込み、山本千尋が目にもとまらぬ速さで離れ技を連打。一回転しての着地などアクロバティックなアクションを連打し、視聴者は「強すぎ」「すげー!」「綺麗」と大興奮。

 トウVS義村という意外な組み合わせの戦い。視聴者がその行方を見守る中、義村はなぜか嬉しそうで「おれの女になれ」とトウにまさかの口説き文句を吐き、ネット上では「この状況で口説くのか」「ブレない」「さすが平六」と沸いていた。

 山本千尋は中国武術を3歳から習い、数々の世界大会で優勝した筋金入りのアクション俳優。2014年公開の映画『太秦ライムライト』でベストアクション女優優秀賞を受賞。今年は『キングダム2 遥かなる大地へ』に羌カイの姉・羌象役として出演し、4月期テレビ朝日ドラマ「未来への10カウント」では、最強のライバル役としてプロボクシングライセンス保持者としての腕を発揮した。

 トウの登場は、8月28日放送の第33回で、育ての親である善児を「親の仇」として殺害して以来。今後の義村との絡みに期待が寄せられている。(編集部・石井百合子)

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