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宮沢氷魚、声優初挑戦で難しさ痛感も「無事作品が完成して嬉しい」

目がキラキラしている宮沢氷魚
目がキラキラしている宮沢氷魚

 宮沢氷魚が8日、丸の内TOEIで行われたアニメーション映画『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』公開記念舞台あいさつに登壇し、本作が声優初挑戦で難しさを痛感したものの「無事作品が完成して嬉しく思います」と感無量な表情を浮かべていた。舞台あいさつには、橋本愛蒔田彩珠水野美紀西岡徳馬も登壇した。

【画像】宮沢氷魚、橋本愛、蒔田彩珠ら!『君愛』『僕愛』声優キャストたち

 TikTokで話題を呼んだ乙野四方字の小説「僕が愛したすべての君へ」「君を愛したひとりの僕へ」を2作品同時にアニメーション映画化した本作。並行世界を行き来することができる同じ名前の2人の少年が、それぞれの世界で一人の少女と恋に落ちる姿を描く。

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 声優初挑戦、しかも二役という大きなチャレンジだった宮沢は「普段のお芝居とは違い、声だけで表現する難しさを感じました。そのうえ違う世界で生きている人物をしっかり演じ分けるためにどうすればいいか工夫しながら演じました」と悩むことが多かったようだが「挑戦が多かった作品ですが、無事完成して嬉しく思います」と感慨深い様子。

 一方、『僕が愛したすべての君へ』で、宮沢演じる暦と恋仲になるヒロイン・和音の声を担当した橋本は「これまで何度かアニメの声をやらせていただいたことはありましたが、長編映画は初めてだったので、とても嬉しかった」と笑顔を見せると「年を重ねていく役で、いろいろな和音を演じたことで、自分のなかでの成長を感じることができました」と得るものが大きかった体験だったことを明かす。

 本作では、さまざまな人物が時々で決断を下していくことで、人生が変わっていくことが描かれる。そんなテーマにちなんで「最近大きな決断や選択をしたか」という質問が登壇者に投げかけられると、宮沢と水野が「YES」の札を挙げる。宮沢は「先月、1年間行っていた朝ドラ(『ちむどんどん』)の撮影が終わりまして、そこで1年間使っていなかったものを全部捨てようと思ったんです」と回答すると「いま、家にほとんど物がないんです。冷蔵庫のなかにも、ビール2本と調味料しか入っていません。一度全部手放したいと思ったので」と“断捨離”を決断したという。

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『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』声優陣

 同じく「YES」と回答した水野は「日々決断しています。昨日も朝雨が降っていたのですが、子どもを送るとき、かっぱを着てママチャリで行くか、傘をさして電車でいくのか、大きな決断でした」と真顔で述べると「結局ママチャリで行ったのですが、ずぶぬれになってしまいました。雨の日の決断はとても大切ですね」と母親の顔をのぞかせて会場をなごませていた。

 そのほかにも「恥ずかしいことや失敗したことがあったとき、並行世界に逃げるか」という質問に「僕は逃げます。結構失敗とか恥ずかしいことがあると引きずってしまうので」と回答した宮沢。日々選択していくことには大きな決断が伴うが「僕たちは毎日無数の決断をしています。その結果、辛いことや悲しいことに遭遇しても、その決断がいつか僕たちを幸せにしてくれる……そんな思いが詰まった映画です」と作品に込めた思いを語っていた。(磯部正和)

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