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『ハリー・ポッター』マルフォイ俳優、アルコール依存症で3度リハビリ施設入りした過去

トム・フェルトンが演じたドラコ・マルフォイ
トム・フェルトンが演じたドラコ・マルフォイ - Warner Bros. Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 映画『ハリー・ポッター』シリーズのドラコ・マルフォイ役で知られるトム・フェルトン(35)が、メンタルヘルスの問題に苦しみ、アルコール依存症になって3度リハビリ施設に入ったことがあると明かした。

【画像】美少年!マルフォイ役トム・フェルトン成長の軌跡

 トムは子役として有名になった後、“普通であること”を切望している自分に気づき、逃避の方法として、20代半ばでアルコールに手を出すようになったのだという。自伝「Beyond the Wand: The Magic and Mayhem of Growing Up a Wizard」には、日が沈む前からビールを飲み始め、1パイント飲むたびにウイスキーのショットをやっていたと記されている。

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 問題はひどくなる一方で、当時の恋人でマネージャーだった女性やエージェントたちが介入する事態に。自身の弁護士から、依存症になって死んだ人をたくさん見てきたと言われたトムはリハビリ施設に入るが、24時間たたずに退所。二つ目の施設では、女の子の部屋にいるところを見つかって追い出されたという。

 数年後、“無感覚”が再び戻ってきたため、3度目のリハビリ施設入りをすることになった。トムは「正直に言うと、それは僕がこれまで下した中で最も難しい決断の一つだった。だけど、僕には助けが必要だと認め、そのために何かをしようと思ったことは、とても重要な瞬間だった。僕はもう、手を挙げて、『僕は大丈夫じゃない』と言うことを恥ずかしがったりしない」とつづっている。

 トムは体の健康と同様、メンタルの健康に苦しむことは「恥ではない」と指摘し、同じ悩みを抱える人々がためらうことなくセラピーを受けられるように、自分の闘いを打ち明けることにしたと続けている。(BANG Media International)

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