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DCユニバース大刷新へ…『マン・オブ・スティール』『ブラックアダム』続編も不透明

どうなるDCユニバース?- 画像は映画『マン・オブ・スティール』より
どうなるDCユニバース?- 画像は映画『マン・オブ・スティール』より - Warner Bros. / Photofest / ゲッティ イメージズ

 新会社「DCスタジオ」のトップに就任したジェームズ・ガンとプロデューサーのピーター・サフランが進めているDCユニバース大刷新によって、ザック・スナイダー監督のもと構想されたユニバースが終焉を迎える可能性が高まっていると、The Hollywood Reporter が報じた。

【画像】第3弾が製作中止…ガル・ガドット演じるワンダーウーマン

 DCユニバースの立て直しを図るガンとサフランは来週、ワーナー・ディスカバリーのデイビッド・ザスラフCEOとの面会を控えており、今後の展開に関する重大なプレゼンテーションが行われると見られている。

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 しかし、彼らが目指す新体制には、スナイダー監督時代のヒーローたちが含まれていない可能性がある。まず、ガル・ガドット主演の『ワンダーウーマン』シリーズ第3弾の企画が消滅。同サイトの情報筋は、メガホンを取るパティ・ジェンキンス監督が脚本を執筆するも、ワーナー&DCが目指す方向性に適せず、企画の消滅が告げられたと伝えている。

 スーパーマン役復帰を発表したヘンリー・カヴィルが主演を務める『マン・オブ・スティール』続編については、先行きが不透明と報道。ヘンリーの復帰はワーナー・ブラザース・ピクチャーズ責任者のマイケル・デ・ルカ&パメラ・アブディが、DCスタジオ発足前に下したもの。カヴィルはすでに『ザ・フラッシュ(原題) / The Flash』(2023年6月16日全米公開)でのカメオシーンの撮り終えているが、スタジオは「予定がない作品を約束することになるのでは?」とカメオ出演を残すかどうか議論を行っているという。

 さらに、アクアマン役のジェイソン・モモアにも新たなプランが提示される可能性がある。その一つが、映画『アクアマン』シリーズは続編『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム(原題) / Aquaman and the Lost Kingdom』(2023年12月25日全米公開)をもって終了となり、モモアには別のDC作品での主演が与えられるという内容で、情報筋はそれがDCコミックスに登場する宇宙一のバウンティハンター・ロボ役ではないかと報じている。

 また、日本でも劇場公開が始まったドウェイン・ジョンソン主演映画『ブラックアダム』の続編についても、雲行きが怪しいという。一部報道では、興収不振で多額の損失が発生すると伝えられているが、Deadlineの情報筋は、実際はわずかながら黒字になると報道。しかしながら、興行成績はスタジオが求めていた数字に及ばず、続編及び同作から派生したスピンオフも不透明な状態だという。(編集部・倉本拓弥)

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