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吉岡秀隆&柴咲コウ「Dr.コトー診療所」で過酷だったシーンを告白

写真は今年10月撮影
写真は今年10月撮影

 吉岡秀隆柴咲コウが12日深夜にフジテレビで放送された特別番組「Dr.コトー診療所 16年ぶりの同窓会」第1夜の中で、撮影で過酷だったシーンを語った。

【画像】『Dr.コトー』キャストの現在と19年前を比べてみた!

 「Dr.コトー診療所」は東京からへき地の離島・志木那島に赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助と島の人々との関わり合いを通して、命の尊さを描いた人気シリーズ。2003年にフジテレビの連続ドラマとしてスタートし、2004年にスペシャルドラマ、2006年にシーズン2が放送。16日からは16年ぶりの続編となる映画が公開される。

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 吉岡は過酷だったシーンとして、コトー先生が自転車で島を走る姿を空から撮影したおなじみの場面を挙げる。今ならドローンを使うことができるが、2003年のドラマ当時はヘリコプターから撮影していたそうで、「永遠にずっと映っているので、島民の人に(映らないように)なるべく家から出ないでくれと(お願いしていた)」と撮影秘話を披露。

 「それを何度も何度もヘリとの兼ね合いを含めて、ずーっとやっていて、最初(ヘリが)近づきすぎていて、一度吹き飛ばされたときがあった。自転車がちょっと浮いて」とヘリの風圧で苦労することもあったという。

 一方、柴咲は「怖かったのはやっぱり、夜の海での撮影」とシーズン1の第1話で、島の少年・タケヒロの手術を船上で行うシーンを挙げた。撮影隊がキャストとは別の船に乗ってカメラを回していたが、波が高くて撮影隊の船が見えなくなるくらいだったそうで、「え、転覆した?」と心配に。さらに照明スタッフたちは嘔吐してしまうほどで、「みんな(船に)しがみついて!」と叫びながらの撮影だったという。

 それを横で聞いていた中江功監督に「覚えてないですか?」と詰め寄ると、監督は「まあなんとなく覚えてますね」とバツが悪そうに返答し、「本当に何回もやって、結局、全部撮れずにスタジオでやりましたね」と裏話を明かしていた。(編集部・中山雄一朗)

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