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東村アキコ「私のことを憶えていますか」韓国でドラマ化!世界配信へ

東村アキコ「私のことを憶えていますか(1)」(文藝春秋)
東村アキコ「私のことを憶えていますか(1)」(文藝春秋)

 東村アキコのコミック「私のことを憶えていますか」が、韓国ドラマとして制作されることが決定した。韓国人キャストで韓国を舞台とした現代劇となり、制作は2023年以降の予定、日本ほか世界各国で同時期に配信される。

【画像】2019年にドラマ化された「偽装不倫」

 東村は、2018年に「偽装不倫」で韓国ウェブトゥーン(WEBマンガ)市場に進出し、2020年に初恋をテーマに芸能人とのロマンスを描く「私のことを憶えていますか」で、韓国のカカオページと日本のピッコマで世界初の日韓同時週刊連載を開始した。現在、北米、フランス、タイ、ベトナム、台湾でも翻訳版が配信中だ。

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 ドラマは、韓国の「neostory(ネオストーリー)」と「initial story(イニシャルストーリー)」が共同で制作。neostoryは、同じく日韓同時連載中の縦スクロールコミックで6月にドラマ化が発表された「26番目の殺人」(原作:SUO、作画:アビディ井上)の制作・編集も行い、両作のIP(Intellectual Property=知的財産権)を保有。今年9月に日本の人気ドラマ「アンナチュラル」の韓国リメイク権契約を締結したことが話題となった総合エンターテインメント会社だ。同社は現在、「私のことを憶えていますか」のドラマ脚本制作と、主要キャラクターのキャスティングを進行中だという。

 東村は、「わたしは昔から韓国ドラマが大好きで、たくさんの作品を観てきました。そして数年前から、自分の作品が韓国ドラマになったらいいな、という夢を持って、描き下ろし漫画の日韓同時連載に挑戦してきました。そのおかげで今回、こうして韓国ドラマ化が決定して、わたしの夢が叶ってしまった! と驚いております。いち韓ドラファンとして、どんなドラマができあがるのか本当に楽しみです!」と語っている。

 また、neostory代表のナム・ヒョンジは、「日本の有名漫画家の中でいちはやく韓国の縦スクロール漫画に参入した東村アキコ先生は、『偽装不倫』に続く『私のことを憶えていますか』でさらに人気を広げました。韓国カカオページのコメント欄はいつも大賑わいで、アラサー主人公たちのままならぬ恋の行方に多くの人が注目しました。ドラマ性に富み、エネルギッシュなパワーを持つ東村作品は、韓ドラとして世界中の視聴者を魅了すると確信しています。日本のみなさんに楽しんでいただくために、韓国での放送と同じタイミングで観ていただける配信サービスとの連携や、日本でも人気のスターのキャスティングを準備中です。ドラマ脚本も、とても面白いものができつつありますので、楽しみにしていてください!」とコメントを寄せている。(編集部・梅山富美子)

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