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若手監督の登竜門PFFアワード募集開始「ぴあフィルムフェスティバル2023」開催日決定

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昨年行われた第44回PFF表彰式の受賞監督とプレゼンター
昨年行われた第44回PFF表彰式の受賞監督とプレゼンター

 今年で第45回を迎える「ぴあフィルムフェスティバル」(PFF)が、9月9日から23日にかけて、東京・京橋の国立映画アーカイブで開催されることが決定し、1日、メインプログラムとなる自主映画コンペティション「PFFアワード2023」の応募受付がスタートした。

 「PFFアワード」は、応募作品の長さやジャンル、応募者の年齢、国籍などの制限なく、短編から長編まで、実写ドラマやアニメーション、ドキュメンタリーなどあらゆる作品が応募できるコンペティション。入選作品は9月の「第45回ぴあフィルムフェスティバル2023」で上映され、グランプリほか各賞を競う。グランプリ賞金は100万円。応募期間は3月23日まで。

 若手映画監督の登竜門としても知られ、1977年のスタート以来、黒沢清塚本晋也李相日タナダユキなど、170名以上ものプロの映画監督を輩出してきた。近年は入選作品の劇場公開も相次ぎ、昨年は2021年の入選作から『ばちらぬん』『愛ちゃん物語』『距ててて』が公開、今年は昨年グランプリに輝いた『J005311』(河野宏紀監督)が4月22日から全国順次公開される。

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 スマートフォンで撮影された作品も年々増加しているなか、PFFでは一昨年より、高校生や中学生からの応募を奨励すべく、18歳以下の監督を対象にした出品料割引「U-18割引」を実施している。また、入選・落選に関わらず、審査を担当するセレクションメンバーが可能な限り作品へコメントすることも特徴で、昨年は全応募作へのコメント執筆を達成。これらのフィードバックも応募者から好評を得ているという。(編集部・入倉功一)

映画祭「第45回ぴあフィルムフェスティバル 2023」は国立映画アーカイブにて9月9日~9月23日開催※月曜休館
コンペティション部門「PFFアワード 2023」募集期間は2月1日~3月23日

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