「ひろがるスカイ！プリキュア」声優陣、プリキュアチームとの絆 20作目に熱き思い
今年20周年を迎える人気アニメ「プリキュア」シリーズ最新作「ひろがるスカイ！プリキュア」のオンライン会見が先月30日に行われ、キュアスカイ／ソラ・ハレワタール役の関根明良、キュアプリズム／虹ヶ丘ましろ役の加隈亜衣、エル役の古賀葵が出席し、歴史あるシリーズへの参加に、熱い思いを語った。会見には、東映アニメーションエグゼクティブプロデューサーの鷲尾天らも出席した。
本作は、天空の世界「スカイランド」と、自然に囲まれた「ソラシド市」を舞台に、新たなプリキュアたちの活躍を描く、シリーズ第20作。キュアスカイの声を担当する関根は、マネージャーから出演が決まったと聞いたとき「頭が真っ白になって『えっ』としか返せなかったんです」と驚きで反応できなかったことを明かすと「まだ実感はないのですが、いただいたバトンをしっかり次につなげるように頑張っていきたいです」と意気込む。
また、キュアプリズムの声を担当する加隈は、事務所からサプライズで報告を受け、涙で目がかすんでしまったと振り返ると「わたしは『ヒーリングっど プリキュア』という作品で、1年間、（ヒーリングアニマル）ラビリンの声を担当させていただき、プリキュアたちの姿を観ていました。そんななか、自分がプリキュアになって戦えるんだということで、一つ特別な思いが生まれました」と胸の内を明かす。
そして、スカイランドの幼い王女・エルを演じる古賀は「マネージャーさんから（エル役に）決まった聞いたときは、信じられなかったんです」と明かすと「声優になる前から、プリキュアシリーズに参加するのは夢であり憧れだったので、信じられないぐらい嬉しかった。いまも夢見心地でフワフワしています」と語っていた。
それぞれ担当するキャラクターについて、「憧れているヒーローに向かって全力で頑張る努力家。コツコツ積み上げていくところがすごい」（関根）、「とても優しくて可愛い、女の子の憧れが詰まっているような子」（加隈）、「赤ちゃんなので観るもの聞くものすべてが新鮮に感じる、とても表情が可愛い女の子」（古賀）と魅力を語った3人。
そのうえで、20作目というメモリアルなシリーズに参加することに、関根は「いろいろな方からおめでとうという言葉をいただいたのですが、（『デリシャスパーティ プリキュア』の）キュアプレシャスから熱い心のこもった『頑張ってください』と『すごく楽しみにしています』という言葉をいただき、背中を押していただいたような気がします」と激励されたことを告白。
さらに加隈が「『ヒーリングっど プリキュア』のキャストチームの方々に報告させていただいたとき、『おめでとう』という言葉をいただきました。また、キュアグレースを担当した悠木碧ちゃんから、変身のアドバイスもいただいたので、それを胸に抱きつつ臨みたいです」と振り返ると、古賀も「『スター☆トゥインクルプリキュア』に出演していた小原好美（キュアミルキー役）ちゃんに、ずっと『プリキュアに出るのが夢なんです』と話していたのですが、報告したらいち早く、おめでとうと泣きながら喜んでくれたんです」と、それぞれがプリキュアチームとのエピソードを明かしていた。
3人が熱い思いで挑む「ひろがるスカイ！プリキュア」。関根は「この作品を観ていただく方々に、憧れやキラキラが広がるように、精一杯ソラちゃんと頑張っていきたいと思います」と目標を語っていた。（磯部正和）
「ひろがるスカイ！プリキュア」はABCテレビ・テレビ朝日系列全国24局ネットにて2月5日（日）朝8時30分スタート（BSS山陰放送は2月12日朝6時15分スタート）
