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King Gnu井口理が坂口健太郎主演映画に出演 主題歌はクボタカイ

ポスタービジュアル
ポスタービジュアル - (C)2023『サイド バイ サイド』製作委員会

 坂口健太郎主演の映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』(4月14日公開)から4名の追加キャストが発表され、井口理King Gnu)が出演することが明らかになった。役柄は明かされていないが、井口は同作のメガホンをとる伊藤ちひろ監督の『ひとりぼっちじゃない』(3月10日公開)で映画初主演を果たしており、ほか茅島成美不破万作津田寛治が出演。併せて、シンガーソングライター・クボタカイが書き下ろした主題歌「隣」を使用した予告編と、ポスタービジュアルも公開された。

【動画】彼は何者なのか?『サイド バイ サイド 隣にいる人』予告編

 『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004)、『今度は愛妻家』(2009)など、多くの行定勲監督作品の脚本を手掛けてきた伊藤ちひろが監督を務め、オリジナル脚本を書きおろした本作。不思議な力を持ち、傷ついた人を癒す主人公・未山役に坂口健太郎、かつて起きたある事件がきっかけで未山の前から姿を消していた元恋人・莉子役に、乃木坂46卒業発表後初の映画出演となる齋藤飛鳥。未山と共に生活を共にしている看護師の恋人・詩織役に市川実日子、未山の高校時代の後輩でミュージシャンとして活動している草鹿役に浅香航大、詩織の娘・美々(みみ)役に磯村アメリが決定している。

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 予告編では、恋人で看護師の詩織とその娘・美々と暮らす未山が、そこに存在しない“誰かの想い”が見える不思議な力で周囲の人々を癒し、穏やかに暮らす様子が描かれる。しかし、「これ、あんたがほったからしにしてきた過去だよね」という謎の男・草鹿の不穏な言葉からトーンは一変。草鹿が「保管しといてやったんだ」と言う、未山のかつての恋人・莉子との再会により、彼の知られざる過去が少しずつ浮かび上がり、莉子はうつろな表情で「あの場所に来ないことを未山くんが選択してたら、私に出会わずに済んだのに……」と意味深な言葉をつぶやく。

 主題歌「隣」を手掛けたクボタカイは「坂口健太郎さん演じる未山の心情を抜き出したような歌詞ということで、書いている間だけは未山が憑依しているような、不思議な制作体験でした。身体中を覆い尽くす得体の知れない感情に名前が付くような、内省的な恋の歌が出来ました。同じ「隣」を聴いても、未山、莉子、草鹿それぞれの視点で聴くと全く違う視点で受け取れるのが面白い所です。映画本編も、生活の中の静けさや、それぞれの暮らしの事情が印象的で、見る側に余白を与える素晴らしい映画だと思います。荒々しく静かな本曲「隣」を、映画と併せてお楽しみください」とコメント。

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 伊藤監督は本楽曲の制作の経緯を「クボタカイさんの持つ若さは輝いていて、エネルギーが指の先まで漲っているのを感じました。『隣』の制作においては、主人公の未山が高校時代に恋人へ送った手紙をクボタさんに読んでもらい、その手紙から感じとれるものでリリックを紡ぎ出して欲しいとお願いしました」と語り、「はじめてデモを聴いたときに湧き上がってきた感動は、それから何度もこの曲を耳にしてきた今となってもまったく褪せることがなく、わたしの心を動かし続けてくれています。彼から繰り出される言葉は美しく強く、奥底には毒を持ったトゲがある。彼の知性とセンスがこの作品の強度を高めてくれたこと、とてもうれしく思っています」と楽曲の魅力に触れている。

 なお、劇中の音楽は藤井風iriSIRUPなどのプロデュースを務めるYaffleが担当している。(編集部・石井百合子)

彼は何者なのか?坂口健太郎主演『サイド バイ サイド 隣にいる人』予告編 » 動画の詳細
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