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「舞いあがれ!」指切りの裏側も!福原遥&赤楚衛二が結婚パーティー振り返る

(C) NHK

 連続テレビ小説「舞いあがれ!」の第97話が20日放送。劇中では、ヒロインの舞(福原遥)と幼なじみの梅津貴司(赤楚衛二)がカフェ・ノーサイドで結婚パーティーをひらいたが、このシーンについて福原と赤楚が裏話を交えながら思いを明かした。

【画像】この表情はやばい!「舞いあがれ!」貴司役・赤楚衛二

 連続テレビ小説の第107作となる「舞いあがれ!」は、ものづくりの町・東大阪や五島列島でさまざまな人との絆を深めた舞が、空への夢に向かっていく姿を描く物語。第20週で、お互いの気持ちを伝えあい、ついに結ばれた舞と貴司は、思いを伝えあってから8か月後の2015年3月、ついに結婚パーティーを挙げることに。

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 パーティー当日、舞は浩太(高橋克典)の仏前で結婚について報告するなど、感動的な展開も描かれた。そんな見どころ満載となった第97話は、福原と赤楚にとっても並々ならぬ思いがあったようだ。

Q:舞と貴司の結婚について、どう感じられましたか?
福原:これまでも舞と貴司のシーンはすごく安心感があって、二人の間に同じ空気が流れている気がしていました。舞は小さいころから貴司くんにずっと支えられてきましたし、互いになくてはならない存在だったので、この二人が一緒になったら安心だなとは思っていました。でも、実際に結婚に関するシーンを撮影していくと、舞にとって貴司くんは「この人がいたらもう自分は大丈夫」と思えるぐらいに本当に大切な存在なんだと実感しました。改めて貴司くんに出会えて本当に幸せだなと思いましたね。
赤楚:舞ちゃんと結婚するとは聞いていたのですが、告白した翌週の台本でもう結婚していたので驚きました。明確なプロポーズのシーンはなかったので、前の週にあった公園での告白がもうプロポーズなのかなと。よかったね、貴司……としみじみ思います。貴司から舞ちゃんへの思いは恋ではなく、愛に近いですよね。貴司から舞ちゃんへの「ずっと好きだった」というセリフは「愛してる」のレベルだと思います。「ずっと」とはいつからなのか、僕なりには気持ちを含ませながら演じてきたつもりですが、いかがだったでしょうか(笑)。

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Q:きょうの放送(第21週・97話)での印象的なシーンを教えてください。
福原:ウエディングパーティーも印象的ではあるのですが、お父ちゃん(高橋克典)の仏壇の前で貴司くんと一緒に結婚の報告をしたことが一番印象に残っています。きっと喜んでくれるだろうなと思ったら、自然と涙がこぼれそうになりました。舞の人生には大変なこともあったけれど、やっとこの幸せな報告ができる……! という本当にうれしいシーンでしたね。お父ちゃんは舞にとって大きな存在なので、最近は back number さんの主題歌「アイラブユー」がお父ちゃんへ向けた舞の気持ちのように思えるんです。
「幸せになろうね」と貴司くんと指切りするところも、すごく二人らしさを感じたシーンです。ピュアでかわいらしいなと思いながら演じさせていただきました。指をさっと出すバーションも試したのですが、最終的にはゆっくりと指切りすることに。でもそのかみしめる感じがなんだか照れくさくなってきて、赤楚さんとお互い恥ずかしがりながらの撮影になりました(笑)。
赤楚:指切りのシーンがすごく照れくさかったんですよ(笑)。指切り、自分が最後にしたのはいつなのか全然記憶がないですね。例えば10代だったらできますが、結婚した夜に大人になった貴司と舞ちゃんでゆっくり指切りするのが恥ずかしくて。しかも演出のディレクターから「見つめあって!」と言われて、ますます恥ずかしくなりました。リハーサルでは照れ隠しでふざけたバージョンの指切りげんまんもやったのですが、それはナシということに。でもそんな照れくささを乗り越えた分、すてきなシーンになったのではないかと思います。

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結婚パーティーの撮影現場はどんな雰囲気でしたか?
福原:ノーサイドでのパーティーは、今までの舞の人生を感じられてとても感動しました。久しぶりに(矢野倫子役の)山崎紘菜さんと(由良冬子役の)吉谷彩子さんに会えるということで、前日からすごく楽しみにしていました。お二人は初対面の役柄という設定でしたが、実際のお二人も撮影日が初対面でした。大好きな山崎さんと吉谷さんがついにつながり、休憩中も仲良くおしゃべりしていて私も舞と同じようにうれしかったです。ケーキ入刀は、人生初。少しあたふたしてしまいましたが、本当にすてきなウエディングケーキに感激しました! 料理指導の先生が作ってくださったオリジナルケーキで、ウサギのスミちゃんと飛行機、貴司くんの歌集のクッキーも手作りなんですよ。撮影後は赤楚さんと(望月久留美役の)山下美月ちゃんとクッキーをシェアして、ウエディングケーキもいただきました。クッキーにはびわのジャムが入っていて、すごくおいしかったです。ただスミちゃんに関しては、久留美にとっては小学生時代の苦い思い出でもあるんですよね。久留美、本当にごめんね!
赤楚:パーティーの撮影日は休憩時間にいろんな方とお話できて、すごく楽しかったです。ただ、会場には舞ちゃんの友達ばかり! 貴司の友達がいなくて、実は少し寂しかったです(笑)。ウエディングパーティーですから、花嫁が主役というのはわかってるんですよ。でもみんなが舞ちゃんを見ていて、僕は誰とも目が合わないんです(笑)。唯一、うちの両親(梅津勝役・山口智充、雪乃役・くわばたりえ)が見てくれて愛を感じました。ウエディングケーキ入刀は初めての経験でした。「俺、このまま結婚するのかな?」みたいな感覚になりましたが(笑)、二人で切るって難しいですね。僕がこの辺かなと思った場所と舞ちゃんが切ろうとした場所がちょっと違って、「あ、そっちでいいの?」と心の中で思っていました(笑)。

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Q:結婚という節目を経て、演じるうえでの変化はありますか。
福原:貴司くんとのやり取りや関係性は、結婚を経てもあまり変わりません。でも結婚後、舞は今まで以上に貴司くんを支えたいという思いを強くしていきます。短歌を詠む難しさや大変さは舞には計り知れないのですが、それでもどうにかもっと貴司くんの心に寄り添いたい、貴司くんにとって安心できる存在になりたいという気持ちがあるので、そこを意識しながら演じています。
赤楚:結婚前も後もほぼ変わらないスタンスで舞ちゃんを見守っている貴司ですが、しいて言えば見守る距離感が結婚後はちょっと近くなっていると思います。舞ちゃんにとって本当に大事なとき、貴司は何か言葉をかけてきたのですが、それでも結婚前は舞ちゃんに対するあこがれというか、少し遠い存在だという思いもあったんですよね。その距離が結婚後はなくなったなと感じます。全然けんかをしないのも、この夫婦のすてきなところだなと感じながら演じています。

Q:最後に、これからの見どころを教えてください。
福原:撮影していても、夫婦の空気感が本当に穏やか。実はおじいちゃんとおばあちゃんなのかな!? と思うほど、優しい空気が流れています。舞と貴司くんにとってこの家庭が心のより所であり、素の自分でいられて一番ホッとできる場所なんでしょうね。夫としての貴司くんは本当に優しくて、きっと視聴者の皆さんが「すてき!」と感激されるはずです。その雰囲気を味わっていただけたらうれしいです。
赤楚:舞ちゃんと貴司はそれぞれに仕事を持ち、違う道を歩んでいる夫婦です。家族としてどうやって支え合うのかが、この先の見どころになってくるんじゃないでしょうか。どういう距離感でいるのか、お互いをフォローし合うアプローチの仕方は見ていただきたいですね。あとは、料理でもなんでもこなす貴司にもご注目ください。いい夫になれるように頑張っているので(笑)。

(編集部・大内啓輔)

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