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朝ドラ「らんまん」神木隆之介の決め手は底抜けの笑顔!“妻”浜辺美波は芯の強さに注目

広末涼子、神木隆之介、松坂慶子、森優理斗
広末涼子、神木隆之介、松坂慶子、森優理斗

 神木隆之介が主演を務める2023年度前期の連続テレビ小説「らんまん」(NHK総合ほかにて4月3日より放送)の第1週試写会に制作統括の松川博敬プロデューサーが来場。神木が主人公に起用された理由や、ヒロインの浜辺美波の登場予定についてなどを語った。この日の会見には神木とともに、主人公・槙野万太郎の子ども時代を演じる森優理斗、万太郎の母ヒサ役の広末涼子、万太郎の祖母・タキ役の松坂慶子も来場した。

【画像】神木隆之介&浜辺美波、高知での2ショット

 神木が主演を務める連続テレビ小説の第108作「らんまん」は、日本の植物学の父と呼ばれる牧野富太郎をモデルにした作品。牧野の生涯を再構成し、愛する草花と向き合い続けた植物学者の波乱万丈の物語が描かれる。神木が主人公の槙野万太郎、浜辺美波が万太郎の妻となるヒロイン・寿恵子を演じる。語りは宮崎あおいが担当する。

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 天才植物学者を主人公にするということで、松川は「天才が朝ドラの主人公になるのは難しいかなと思っていました。『ゲゲゲの女房』や『まんぷく』では、天才に寄り添った奥さんというドラマでした」と過去作を引き合いに出し、「牧野さんをモデルにした物語を作ると決めた時に、直感的に神木隆之介だなと思いました。後付けかもしれませんが、底抜けの笑顔が決め手だったかな、と。後から考えると思います」とキャスティングの思いを明かす。

 植物を題材としたドラマということで、植物の取り扱いの難しさも痛感しているという松川。「今まで牧野さんを扱わなかった理由はそこにあります。今回は、明治時代から京都でレプリカを作っていた業者さんとタッグを組んで、精巧なレプリカを作っています。ドラマで根っこから引っこ抜いている植物はレプリカなので、そこは安心してもらいたいですね」と笑顔で明かした。

 しかし、このレプリカを作る作業も非常に難しいのだという。「レプリカを作るのも写真ではできなくて。植物を取り寄せて、型をとってから作る、という感じなので、事前に計画しておかないと時期を逃してしまう。冬場は咲いていないので、(その植物のシーズン中に)事前に型をとっておくというのが難しいところです」とのこと。そのために、通常の朝ドラに比べてもロケの分量が多くなるのが難しいところだという。

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 牧野博士の妻・寿衛をモデルとした槙野寿恵子を浜辺美波が演じる。1週目と2週目に万太郎の子ども時代が描かれ、2週目のラストで神木にバトンタッチ。3週目から本格的に神木をはじめ、志尊淳や佐久間由衣らが登場するという流れになる。浜辺の登場は3週目からで「3週目は東京に行くという話から始まるわけですが、上野の内国勧業博覧会の場で(浜辺演じる)寿恵子さんと運命的な出会いを果たすことになります。ということで3週目で全員集合ということになります」と松山は語る。

 浜辺のキャスティング理由について「オーディションという選択肢もあったと思うのですが、神木さんのお芝居を受けて立てる若手は浜辺美波しかいないなと思ったんです。芯の強さがあって明るい。実際の寿衛さんは糟糠(そうこう)の妻というか、富太郎さんを一生懸命支えたイメージなのですが、脚本の長田育恵さんは寿恵子をただ支えるだけの女性にしたくない、一緒になって冒険をする女性にしたいとおっしゃっていて。芯の強さを感じさせるような、尻に敷くくらいのキャラクターということで即決しました」とキャスティングの思いを明かした。(取材・文:壬生智裕)

連続テレビ小説「らんまん」は4月3日より放送開始(全26週、130回)

お詫びと訂正:初出時の情報に一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

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