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伏線回収も!「ブラッシュアップライフ」最終回で驚きの連続

最終回より浅野忠信、水川あさみ、安藤サクラ
最終回より浅野忠信、水川あさみ、安藤サクラ

 安藤サクラ主演、バカリズム脚本の日本テレビ系ドラマ「ブラッシュアップライフ」(毎週日曜よる10時30分~)が12日に最終回を迎え、浅野忠信演じる謎の男を巡る笑撃の展開をはじめとする数々のサプライズや、女子4人組の友情の顛末が反響を呼び、タイトルのほか「浅野忠信」「マイラバ」「河口さん」「老人ホーム」「最高のドラマ」「加藤の粉雪」など多くの関連ワードがTwitterトレンド入りした(※ネタバレあり。最終回の詳細に触れています)。

【画像】涙を誘った日本アカデミー賞での安藤サクラ

 最終回では、幼馴染のなっち(夏帆)とみーぽん(木南晴夏)の乗る飛行機事故を阻止するため、パイロットになり奮闘する麻美(安藤サクラ※人生5周目)と真里(水川あさみ※人生6周目)の作戦が展開した。Xデー直前、機長が先輩の中村(神保悟志)に決まってしまい、麻美はなんとか交代してもらおうと粘るが中村は頑として譲らず、ついには強硬手段を決意するが……。

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~以下ネタバレ含みます~

 視聴者を沸かせたのが、麻美の市役所時代の後輩で同じく人生やり直し組の河口(三浦透子)の再登場。しかも、客室乗務員になっており、市役所時代に中村に恨みを持っていたことが発覚。河口が腹いせにとったある行動のおかげで中村はフライトキャンセルになり、SNSでは歓喜に悶える麻美と同様「河口さんナイスでした」「河口さん救世主」「ファインプレー」「グッジョブ」と大盛り上がり。また、河口が嬉々としてつぶやいた「まじでざまぁ、地獄に堕ちろって感じですよね」のセリフが、河口が市役所時代に着用していたパーカーのロゴ「Go to hell」とリンクしているという指摘も多く見られた。

 そして前回、空港で麻美と真里を見つめていた浅野忠信演じる謎の男の正体。搭乗の直前、2人の前に現れた彼は意味ありげなスーツケースを手に「2分だけお願いします……手荒な真似はしたくないんで……」と切り出し、テロリストか!? と思いきや、まさかのタイムリーパーの告白(人生2周目)。ある目的で航路を変更してほしいと訴える彼を、麻美と真里は「もともとそのつもりだから」とあしらうと、「自分のことタイムリーパーって言っちゃうのダサくない?」とツッコミ。1週間の間、彼の正体に妄想を膨らませた人が多かったせいか、肩透かしの展開にネット上では「雑に扱われてて笑ったw」「これで終わり?w」「贅沢すぎる!」と笑いマークを付けたコメントやツッコミがあふれかえった。ちなみに妻の中田クルミも麻美が通っていた保育園の洋子先生を演じており、夫婦での出演となった。

 そのほか、なっちの塾の友達「すーさん」こと近藤春菜が、ポスター(写真)で登場。くしくもテレビマン時代の麻美が企画していたドラマと同じ筋書きをたどることになったり、初回の冒頭に登場した4匹の鳩が登場したりといった伏線回収、4人の58年後の未来、ラストに流れた My Little Lover の「Hello, Again ~昔からある場所~」も反響を呼んだ。(編集部・石井百合子)

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