ロバート・ダウニー・Jr、ヒッチコック『めまい』リメイク版で主演へ
アルフレッド・ヒッチコック監督の映画『めまい』（1958）のリメイクが、『アイアンマン』シリーズのロバート・ダウニー・Jr主演で実現することになりそうだ。Deadlineなどが報じた。
パラマウント・ピクチャーズは『めまい』のリメイク権を獲得しており、ダウニー・Jrは妻でプロデューサーのスーザン・ダウニーと共に、二人の制作会社チーム・ダウニーを通して製作を行う。ダウニー・Jrはプロデュースだけでなく、主演することも視野に入れているとのこと。脚本は、ドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」のスティーヴン・ナイトが執筆する。ナイトは先日、タイトル未定の『スター・ウォーズ』新作映画に起用されたことも話題になった。
『めまい』は、過去のトラウマから高所恐怖症になってしまった元刑事（ジェームズ・スチュワート）が、ある人妻の身辺調査を続けるうちに彼女の奇異な行動に翻弄されていくさまを描いた心理サスペンス。そのリメイク版が、大ヒットした『アベンジャーズ／エンドゲーム』（2019）以降、あまり目立った活躍のなかったダウニー・Jrの新たな代表作となるのか注目だ。
なお、ダウニー・Jrは7月21日に全米公開を控えるクリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー（原題） / Oppenheimer』にも出演している。（編集部・市川遥）
