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『わたしの幸せな結婚』続編の可能性は?プロデューサーに聞く

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大ヒット中 - (C) 2023 映画『わたしの幸せな結婚』製作委員会

 目黒蓮Snow Man)主演で人気小説を映画化した『わたしの幸せな結婚』(公開中)。映画化のきっかけや、続編の可能性について、本作のプロデューサーである今安玲子KADOKAWA)が語った。

【画像】目黒蓮『わたしの幸せな結婚』で銀髪ロングヘア&軍服姿!

 本作は、2019年に小説とコミックが刊行され、2023年夏にはアニメ化も決定した、顎木あくみによる「わたしの幸せな結婚」が原作。ある宿命をもつ家系に生まれ、能力のなさや生い立ちゆえに家族から虐げられてきたヒロイン・斎森美世(今田美桜)が、自分を信じて愛してくれる久堂清霞(目黒)と出会い、新たな運命を切り開いていくさまを描く。

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 原作は、大正ロマンを思わせる時代に、特殊な能力“異能”を持つ者がいる世界が舞台となる小説で、KADOKAWAの富士見L文庫から刊行されている。今安プロデューサーは、「弊社の小説だったので、タイトルに惹かれて手に取ったところから始まったんです。ライトノベルはSF要素が多く、実写に向いていなかったりするなかで、この小説は、美世と清霞の人間模様、お互いの心情を丁寧に描いているのがグッとくるポイントでした。それを取り巻く環境が異能の世界という、架空の世界であることも新鮮で」と映像で観てみたいと感じたそうだ。

 「映画化に着手したときは、小説もまだ1~3巻、コミックも1、2巻ほどしか出ていなかったという段階でした。原作はまだ完結していないので、原作のファンの方が、あとで『違うな』『パラレルワールドになっちゃってるんだ』となるのは避けたいですねと塚原あゆ子監督と話をしました」と原作が完結していないからこそ心掛けていたことを明かし、「さいわい書籍の編集部も同じ会社なので、今後の構想を聞きながら、映画はここまでこうします、と細やかに連携してつくりました」と振り返る。

 また、「今回の映画は、小説の1、2巻をベースにしていますが、3~5巻の要素も抽出してるので、映画を観て気になった方は小説読んでいただくと、続きがある程度わかるんです。いまは6巻まで出ているので」と紹介。なお、映画では、帝室を取り巻く人々、異能を持つ者たちの物語は気になる終わりを迎えたが、続編の可能性はあるのだろうか。「物語は続いてはいくので。続編がつくれればいいなという思いは込めています(笑)」と続編への希望を語っていた。(編集部・梅山富美子)

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