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樋口幸平&駒木根葵汰、念願叶ったW介人の共演 後輩・キングオージャーには「カッコよさ貫いて」

仲良しツーショット!駒木根葵汰&樋口幸平
仲良しツーショット!駒木根葵汰&樋口幸平

 スーパー戦隊「VSシリーズ」第29作目にして、「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」「機界戦隊ゼンカイジャー」が夢の共演を果たすVシネクスト『暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー』。主演を務めた樋口幸平(ドンモモタロウ/桃井タロウ役)と駒木根葵汰(ゼンカイザー/五色田介人役)がインタビューに応じ、「ドンブラザーズ」1年間を完走した心境や、公式でも「混ぜるな危険」と注目された両作品のコラボレーションについて語った。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

【動画】樋口幸平&駒木根葵汰、キングオージャーをどう観てる?『ドンブラVSゼンカイ』インタビュー

「ドンブラザーズ」を終えて…成長と感謝の1年間

ゼンカイ&ドンブラが夢の共演 - (C) 2023 東映ビデオ・東映AG・バンダイ・東映 (C) テレビ朝日・東映AG・東映

Q:「ドンブラザーズ」は今年2月に最終話を迎えました。テレビシリーズを完走した現在の心境は?

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駒木根葵汰(以下、駒木根):2年連続のスーパー戦隊出演で、また新しい景色を見ることができました。幸平たちの1年間の最初と最後を見届け、彼らの成長した姿を見た時、自分たちが1年間必死になっていた姿と重なり、「ドンブラザーズ」に出演してよかったと感じました。

Q:(駒木根さんへ)「ゼンカイジャー」の最終話とはまた違う気持ちで、クランクアップを迎えたのでは?

駒木根:幸平たちの姿をより客観的に見ることができたので、彼らの姿にグッときましたし、放送が終わって「ゼンカイジャー」とは違った意見も多く、改めてスーパー戦隊の歴史の長さを実感しました。僕自身としては、「スーパー戦隊ありがとうございました」という気持ちで終えることができました。

Q:(樋口さんへ)スーパー戦隊を1年間経験している駒木根さんの続投は、「ドンブラザーズ」メンバーにとっても心強かったと思います。

樋口幸平(以下、樋口):前作の主人公が撮影現場にいてくれるので、きいちゃん(駒木根)の存在にすごく助けられました。一方で、「ゼンカイジャー」よりも良い作品にすると意気込んでいたからこそ、どこか比べてしまう部分も正直ありました。最初のころは、僕自身のお芝居も納得がいかなかったし、メインキャストが年上の方ばかりという中で、考えることも多かったです。でも、終盤に向かうにつれて「僕だからこういう色になったんだ」と思うようになり、それこそ、歴代レッドの方々が考えてきたことなのではと気づきました。自分の成長を感じる瞬間でしたし、改めて感謝の1年間だったと思います。

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柏餅と再び“全力全開”で向き合う

柏餅の悪夢、再び - (C) 2023 東映ビデオ・東映AG・バンダイ・東映 (C) テレビ朝日・東映AG・東映

Q:「ゼンカイジャー」編では、テレビシリーズ第9カイ!「世界海賊、愉快ツーカイ!」以来となる、柏餅の怪人・カシワモチワルドが再登場を果たします。

駒木根:柏餅回は「ゼンカイジャー」本編の中でもトップクラスに反響が良かった回ですが、「擦るなぁ」と思いました(笑)。放送当時、柏餅がかなり売れたという話を聞いて、「今年も柏餅をたくさん売らなければいけない」という新しい責任感が芽生えました。そういう意味では、柏餅親善大使(自称)として、ゼンカイジャー一同頑張らなきゃという気持ちで、柏餅と再び真剣に向き合いました。

Q:「ドンブラザーズ」編は、テレビシリーズ最終回後の世界が舞台となり、ドンブラザーズとしての記憶をなくしたタロウも帰ってきます。

樋口:「ドンブラザーズ」全50話を作り上げて、タロウの記憶もなくなり、「本当にいい最終回だった」と多くの方から反響をいただいた中、早くも復活を果たすので、「僕は1年間何をしてたんだろう(笑)」とも思ったりもしました(笑)。でも、それも「ドンブラザーズ」らしさだと台本を読んで感じたので、今回も楽しく演じることができました。

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Q:(駒木根さんへ)「ゼンカイジャー」の介人と「ドンブラザーズ」の介人/マスターが、本作で共演を果たします。温度差が激しいキャラクターを演じ分けることは大変だったのでは?

駒木根:マスターはサッと出てきて、サッと帰るくらいが一番美味しいと思いますし、温度差という部分では両作品とも1年間やり続けていたことだったので、大変な思いや不安は特にはありませんでした。「ドンブラザーズ」に登場する介人の正体は、自分自身もすごく気になってましたし、二人が同じ画面に存在する瞬間を楽しみにしていたので、それが実現できてすごく嬉しい気持ちです。

樋口:「ゼンカイジャー」の介人を生で見たことは、実は一度もありませんでした。本作で初めて共演したのですが、きいちゃんがこんなにインパクトのある役を1年間務めていたんだと、改めてそのすごさを感じました。これまで、タロウにグイグイくるキャラクターはいなかったですし、「ゼンカイジャー」の介人はグイグイどころか、(僕の出番を)食おうとしてくるので、僕も負けじとタロウ節を発揮できたと思っています。

後輩キングオージャーにエール

先輩ヒーローからキングオージャーへメッセージ

Q:ニチアサ枠では現在、「王様戦隊キングオージャー」が放送されています。キングオージャー5人の活躍ぶりは、お二人もチェックされていますか?

樋口:格好良いですよね! 「ゼンカイジャー」「ドンブラザーズ」と直近2年間と比較すると、「キングオージャー」さんはすごく王道で、僕が憧れていたスーパー戦隊だと思います。

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Q:リタ・カニスカ/パピヨンオージャー役の平川結月さんは、「ドンブラザーズ」を役づくりの参考にしたと、シネマトゥデイの座談会で明かしていました。

樋口:パピオンオージャーさん、「ドンブラザーズ」を参考にするのはやめた方がいいかもしれないです(笑)……というのは冗談です! 「キングオージャー」さんには「キングオージャー」さんとしてのカッコいい色がありますし、そこを追求していった方がいいと思います。リタさんもすごくカッコいいので、それを貫いたまま、子供たちの夢を突き進んでほしいなと思います。

駒木根:幸平の言うことは間違っていないです。もちろん、前作のヒーローを意識することはあると思いますが、似たようなところもあっていいし、自分たちだけの作品と向き合い、思ったことを素直に表現すれば、「キングオージャー」としても、それぞれの役としても一番いい形になると思います。ただ……「ドンブラザーズ」より「ゼンカイジャー」を参考にした方がいいです(笑)!

Vシネクスト『暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー』は新宿バルト9ほか期間限定上映中/9月27日Blu-ray&DVD発売

【ドンブラゼンカイ】樋口幸平&駒木根葵汰、キングオージャーへエール!?『暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー』インタビュー » 動画の詳細
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