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「どうする家康」五徳の一言に戦慄…乃木坂46・久保史緒里が迫真の演技

第20回より久保史緒里演じる五徳
第20回より久保史緒里演じる五徳 - (C)NHK

 28日放送の松本潤主演の大河ドラマ「どうする家康」(NHK総合夜8時~ほか)第20回では、織田信長の娘・五徳にふんする久保史緒里乃木坂46)の鬼気迫る演技が反響を呼び、「五徳ちゃん」がTwitter上位にトレンド入りした。

【画像】何かと場を凍らせた五徳

 久保演じる五徳は、幼くして徳川家康(松本)の嫡男・信康(細田佳央太)に嫁いだ、信長(岡田准一)の娘。徳川家に入りながらも信長の娘としてのプライドが高いゆえに何かと父を盾にすることが多く、第20回「岡崎クーデター」ではその気性の激しさが信康やその母・瀬名(有村架純)ら周囲に波紋を呼んだ。

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 第20回では、武田信玄(阿部寛)の死後、息子・勝頼(眞栄田郷敦)が徳川領に攻め込み、総大将の信康が数正(松重豊)らと応戦するなか、家康が高熱で倒れる事態に。そんななか、五徳が「頼りになりませぬな」とつぶやいたことで信康と夫婦げんかに。また、ある時は武田軍との戦いで負傷した兵たちが運ばれてきた際に、「このような汚い男たちに触れられませぬ」と介抱を拒み、瀬名を激怒させた。

 とりわけ注目を浴びたのは、信康を補佐する岡崎城奉行・大岡弥四郎(毎熊克哉)が裏切者であったことが発覚したときのこと。彼が言うにはいつまで経っても戦続きの現状に耐えられず、「御恩だの忠義だのは我らを死にに行かせるためのまやかしの言葉じゃ」と怒りを爆発。「信長にくっついている限り戦いは永遠に終わらず無間地獄」だという。たとえ裏切り者であっても、この言葉は視聴者の多くを揺さぶっていたが、五徳は父を侮辱されたことを許せず、弥四郎に一撃をくらわせだまらせたうえに「信康さま、このことはわが父に仔細もれなくお伝えいたします。この者たちをしかと処罰なさいませ」と言い放ち、「この上なくむごいやり方でな…」と表情を強ばらせた。

 序盤から場を凍らせていた五徳にSNS上ではざわつきっぱなしだったが、この時の表情に「怖い…」と戦慄の声が相次ぎ、久保の迫力ある演技に「迫力ある」「鳥肌立った」と称賛も寄せられていた。

 本作が大河ドラマ初出演となる久保。アイドルとして人気を博す一方で、「三人姉妹」「美少女戦士セーラームーン」「夜は短し歩けよ乙女」など舞台経験が豊富で、近年はドラマ・映画へと活躍の場を広げている。2022年公開の『左様なら今晩は』で映画初主演を務め、6月に『リバー、流れないでよ』『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』の公開を控えている。(編集部・石井百合子)

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