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マーベル俳優、性的暴行疑惑を完全否定「交際していた」

映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』でのテノッチ・ウエルタ
映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』でのテノッチ・ウエルタ - Marvel / Walt Disney Studios Motion Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 マーベル映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のネイモア役で知られるメキシコ人俳優テノッチ・ウエルタが、性的暴行疑惑について「虚偽であり、根拠が全くないもの」とInstagramのストーリー機能で完全否定した。

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 告発は、メキシコ人サックス奏者で活動家のマリア・エレナ・リオスがTwitterで行ったものだ。リオスは、俳優やメディア関係者から成るエンタメ業界他での人種差別と闘う団体「ポデル・プリエト」のメンバーだったが脱退(ウエルタは同団体の広報)。「ポデル・プリエト」が彼女の許可なく彼女をフィーチャーしたポッドキャスト番組を公開したとして同団体を非難し、さらにウエルタから性的暴行を受けたと告発していた。

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 Los Angeles Times の取材に対してウエルタの代理人はコメントしなかったが、翌日、ウエルタは声明を発表した。「わたしに関する虚偽で、根拠が全くない告発が山火事のように広がっていき、もはや放っておくことなどできません」と切り出すと、リオスとは約1年前、数か月にわたって交際しており、それは常に合意に基づいた、互いに支え合う愛に満ちた関係であり、周囲の人々も認めるところだとコメント。「しかし関係が終わると、エレナはわたしたちの関係をゆがめて伝えるようになったのです」

 そのため、数か月前に法律の専門家たちのチームを雇い、対応を始めていたとのこと。「わたしは決して完璧な人間などではありませんが、これらの主張はただ真実ではない、ということはわかっています。わたしはより良い人間になるために常に取り組んでいくでしょうが、虚偽かつ侮辱的な主張には意義を唱える必要があります」としている。

 ウエルタが演じた敵役ネイモアは、今後のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)にも登場予定のキャラクターだ。今回の件についてディズニー及びマーベルはコメントしていない。(朝倉健人)

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