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「どうする家康」本多忠勝の娘を演じているのは?父そっくりなキャラ話題

第36回「於愛日記」より、本多忠勝(山田裕貴)と娘の稲(鳴海唯)
第36回「於愛日記」より、本多忠勝(山田裕貴)と娘の稲(鳴海唯) - (C)NHK

 24日に放送された松本潤主演の大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜夜8時~NHK総合ほか)の第36回では本多忠勝(山田裕貴)の娘・稲(鳴海唯)が真田に嫁入りを迫られる事態となり、稲の“父譲り”なキャラクターが注目を浴びた(※一部ネタバレあり)。

【画像】そっくり!本多忠勝&稲、父娘

 稲は、17日放送・第35回「欲望の怪物」で初登場。家康(松本)の家臣で「生涯戦うこと57回、かすり傷一つ負わない」との逸話の残る戦国最強武将の一人である本多忠勝の娘。父に似て頑固で肝がすわっている。第36回「於愛日記」では、北条と真田の領地を巡るいざこざに頭を痛めていた家康が、真田昌幸(佐藤浩市)から北条に領地を渡す代わりに徳川の姫が欲しいとの交換条件に四苦八苦。年頃の娘をもたなかった家康は、忠勝の娘・稲を養女にして嫁がせようとするが、稲は「真田は好きではない」と言い、父と共に断固抗う。

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父譲りで頑固な稲

~以下、第36回のネタバレを含みます~

 幼いころより父から武芸をたたきこまれ、父を組み伏せてしまうほど“たくましく”成長した稲。そんな折、かつて武田の間者で家康の妻・瀬名(有村架純)とかかわりのあった千代(古川琴音)が鳥居元忠(音尾琢真)にかくまわれている事実が発覚。忠勝は千代が真田の間者であると信じて疑わず、一層娘を手放すことを拒否し、元忠の家に押し入る始末。

 一方、家康は千代と対面すると「処断されるか、再び忍びをさせられる」という元忠の懸念とは裏腹に、かつての因縁を水に流し「幸せになることは生き残った者の務めだとわしは思うぞ」と、忍びの過去を捨て元忠の妻になるよう千代に命じた。さらに、家康に助言した於愛(広瀬アリス)の「わたくしはただ、人の生きる道とはつらく苦しいいばらの道。そんな中で慕い慕われる者があることがどれだけ幸せなことか。それを得たのなら大事にすべきと思うまで」との言い分を聞いていた稲は態度を一変。それでもなお千代が真田の忍びである疑いは拭えないと駄々をこねる父を「彦殿(元忠)が(千代に)寝首をかかれたら、私は真田親子の寝首をかきます。それでおあいこ」「夫婦をなすのもおなごの戦」「本多忠勝の娘としてその名に恥じぬよう、立派に務めを果たしてまいります」と諭した。

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 父・忠勝を組み伏せてしまうシーンではそのやんちゃぶりで「平八郎そっくり」「強い!」と沸かせていた稲。終盤、毅然とした態度で自身の宿命を受け入れる姿にネット上では「立派じゃ!」「素敵」「かっこいい」「確実に忠勝パパの血を受け継いでいる」と絶賛の声が相次ぐ一方、娘を手放す寂しさに男泣きする忠勝が「可愛すぎる」と沸いていた。

 稲を演じる鳴海は、本作で大河ドラマ初出演。2018年公開の映画『P子の窓』で女優デビュー。2019年放送の連続テレビ小説「なつぞら」で注目を浴び、くしくも同作では山田と義理の兄と妹という設定で共演していた。2021年には主演映画『偽りのないhappy end』が公開。2022年にディズニープラスで配信された燃え殻原作のドラマ「すべて忘れてしまうから」では、主人公(阿部寛)の行きつけのバーのアルバイト、ミトを好演。今年8月にはファースト写真集「Sugarless」が刊行された。10月には舞台「あの夜であえたら」が控えている。(編集部・石井百合子)

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