『君たちはどう生きるか』英語版キャスト一挙発表 青サギ役はロバート・パティンソン
スタジオジブリの宮崎駿監督が10年ぶりに発表した長編アニメーション映画『君たちはどう生きるか』（英題：The Boy and the Heron）の英語版ボイスキャストを、北米配給を担当する GKIDS Films が発表した。日本語版で菅田将暉が担当していた青サギの声は、『THE BATMAN－ザ・バットマン－』のロバート・パティンソンが務める。
第2次世界大戦中を舞台に、病院の火事で母親を失った主人公の少年・牧眞人（まき まひと）が、不気味な青サギに導かれ、異世界に足を踏み入れるさまを描いた本作。劇場公開までストーリー、キャスト、映像が一切明かされず、異例の“宣伝なし”手法で話題となった。
山時聡真が担当した主人公・眞人役には、ドラマ「YOU -君がすべて-」などに出演した若手俳優ルカ・パドヴァンが抜てきされた。また、映画『スーサイド・スクワッド』やドラマ「ザ・ボーイズ」で知られる福原かれんがヒミ（日本語版：あいみょん）役、『エターナルズ』のジェンマ・チャンが夏子（日本語版：木村佳乃）役、『ダークナイト』のクリスチャン・ベイルが勝一（日本語版：木村拓哉）役を担当。『ミッドサマー』のフローレンス・ピューがキリコ（日本語版：柴咲コウ）、『スパイダーマン』などのウィレム・デフォーが老ペリカン（日本語版：小林薫）、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のデイヴ・バウティスタがインコ大王（日本語版：國村隼）に声を当てる。
さらに、『スター・ウォーズ』シリーズのルーク・スカイウォーカー役でお馴染みのマーク・ハミルが大伯父（日本語版：火野正平）役を務める。マークはかつて、『風の谷のナウシカ』（1984）の英語版でペジテ市長役、『天空の城ラピュタ』（1986）の英語版ではムスカ役を担当していた。
『君たちはどう生きるか』英語版は、12月8日より日本語版とあわせて全米公開される。（編集部・倉本拓弥）
