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水上恒司、手作り弁当で体重管理

水上恒司
水上恒司

 俳優の水上恒司が28日、都内で行われた映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(12月8日公開)の完成披露試写会に出席。撮影中は、お手製の弁当で体重を管理していたことを明かした。

【画像】福山雅治がサプライズで登場!イベントの様子

 『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』などの汐見夏衛のシリーズ累計85万部を突破する同名小説を実写化した本作は、現代から1945年の戦時中の日本にタイムスリップした女子高生(福原遥)が、特攻隊員の青年(水上)と恋に落ちるラブストーリー。イベントには水上とダブル主演を務める福原遥のほか、伊藤健太郎嶋崎斗亜(※崎は「たつさき」が正式)、上川周作小野塚勇人出口夏希松坂慶子成田洋一監督も登壇した。

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 現在、公開中の映画『OUT』(品川ヒロシ監督)ではヤンキー役での肉体改造も話題を呼んだ水上。百合の花の装飾が施されたステージに上がった水上は撮影中、体重を管理するために自ら作った弁当を持参して撮影に臨んだことを紹介。「『あの花』を撮る前は少し体を大きくしていたんです。それで一度断食して(体重を)リセットしたんですけど、そのせっかくリセットされた体を撮影中くらいはちゃんと食べるようにしようってことで、一か月半、お弁当を持参して食べていました」と照れ臭そうに振り返る。

 水上は「自分でカロリー計算もして頑張りました。だから、みんなでお弁当を一緒に食べれなかったです」とも。撮影現場では共演者と打ち解けるために「野球をしたりして仲良くなりました」と話す。すると水上の野球の腕前について伊藤が「水上くんの球が早くて……。僕のグローブが薄いので手が痛かったです」と告白。水上は「伊藤さんが(現場に)遅れて入ってきたので気合が足りないのかなって。豪速球で行きました」と話して笑顔を見せた。

 その伊藤は水上らに豚汁を振る舞うこともあったそうだが、前述の通り、水上は体重管理の真っ最中で、水上は「現場で出された食べ物は一切食べてなかったです」と残念そうな表情。

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 イベント終盤には、主題歌「想望(そうぼう)」を書き下ろした福山雅治が花束ゲストとしてサプライズ登壇。水上は「本物だ」と恐縮しきりで、「歌詞で描かれているのは(演じた)彰の心情がほとんど。彰が百合に言いたかったことや世界に言いたいことが描かれていた。福山さんに会って、歌詞について聞いてみたかったんです」と話す。

 福山はこれに「作品に導かれるままに自然と歌詞が出てきました。僕は長崎の街で生まれ育ったので、小さい頃から平和教育を受けてきました。今、少しずつ日本が戦争していた時代から時間が経って、時代が変貌していく中、若いキャストの皆さんが誠実に当時の人間を生きようとしていることに感動しました」とコメント。「若い世代が想像力を働かせることで作品のメッセージが届いていくのだと思います。この作品に参加できたことがすごく嬉しいです」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)

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