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鈴鹿央士、テレ東2024年1月期「闇バイト家族」“ダメ長男”役で主演 ヒロインに山本舞香

「闇バイト家族」に出演する麻生祐未、光石研、鈴鹿央士、山本舞香、綾田俊樹
「闇バイト家族」に出演する麻生祐未、光石研、鈴鹿央士、山本舞香、綾田俊樹 - (C)「闇バイト家族」製作委員会

 俳優の鈴鹿央士が、2024年1月5日にスタートする、テレビ東京・金曜深夜のドラマ24「闇バイト家族」(深夜24時12分~)で主演を務めることが発表された。闇バイトに加担した5人の男女が、とある事情からニセ家族を形成し、人生の再起を図る“ドン底エンターテインメント。山本舞香がヒロイン役を務める。

【画像】鈴鹿央士も躍進 大ヒットドラマ「silent」

 さまざまな事情から同じ「闇バイト」に応募し、とある住宅に空き巣に入ることになった5人の老若男女。獲物まであと一歩のところで失敗した彼らは、バンで逃走を図るが、今度は人を轢いてしまう。ひき逃げを目撃していた謎の男から、家族のフリをしながら闇バイトをするように脅された5人は、次から次へ闇バイトを繰り返しながら、負の連鎖から抜け出すために人生の再起を図る。

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 主演の鈴鹿が演じるのは、闇バイト家族の長男となる田中颯斗。直面した問題から逃げ続ける人生を送り、取り柄は逃げ足の早さだけという、これまでとは一味違ったダメ男役に挑む。また鈴鹿と初共演となる山本は、闇バイト家族の長女となる、久保美咲役で出演。ドSな発言を連発する強気な美女で、人には言えない事情を抱えるワケありヒロイン役に挑む。

 そのほかのニセ家族にはベテランが集結。お人好しだが女性とお金にだらしがない闇バイト家族の父親・小川健三役を光石研、男のために勤務先のお金を横領した過去を持つ母親・原佳苗役を麻生祐未、普段は無口だが実は伝説の空き巣である祖父・栗林徹役を綾田俊樹が務める。

 制作陣は、脚本は「バイプレイヤーズ」シリーズ(テレ東)などのふじきみつ彦と、「サンクチュアリ -聖域-」(Netflix)などの金沢知樹が担当。映画『ケンとカズ』などの小路紘史が初めて連続ドラマのメイン監督を務める。キャスト陣とプロデューサーのコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)

鈴鹿央士/田中颯斗(25)役

「闇バイト家族」という、自分の演じたことのない題材ですし、脚本もとても面白くて、皆さんと作り上げていくのを想像するだけでワクワクしました。「闇バイト家族」という日常と非日常をうまく行ったり来たりしていて撮影も楽しめそうですし、皆さんにも面白いものが届けられるのではないかなと思いました。田中颯斗は逃げることを繰り返してきて、闇バイトに手を染めることになりますが、そこで出会う人や出来事に影響を受けながら変化していきます。個性豊かなキャラクターを豪華なキャストの方々が演じられる中で、自分もお芝居できることがとても楽しみです。皆さんと色々お話ししながら楽しく演じられれば良いなと思っています。毎話色んなことが起きて、楽しみながら、ハラハラドキドキもしながらも観られると思います。皆さんの毎週の楽しみになるような作品を届けられるよう臨みます。楽しみにしていてください!

山本舞香/久保美咲(24)役

本作のお話をいただき、キャストの皆さんのお名前も聞いてとても面白くなりそうだなと感じました。まだ、撮影はこれからですが闇バイトをする家族の掛け合いも含めてどんな感じになるか今からとても楽しみです。台本も読ませていただきましたが率直に面白いなと思ったので、美咲という役としっかり向き合いつつ、楽しく撮影ができるといいなと思っています。根は優しい全くの他人同士が集まって家族を装い闇バイトに手を染めていくという今時なかなか見ないドラマです。スタッフ、キャスト皆さんで素敵なものを作っていくので楽しみにしていてください!一生懸命頑張りたいと思います!!!

光石研/小川健三(57)役

さすがテレビ東京! またまた、怪しげなドラマをぶっ込んできました! ツワモノ俳優が織りなす、ツワモノドラマ。このお仲間に入れて頂き、光栄に思っております!現場でどんな化学反応が起きるのか、今からワクワクしております! のらりくらりと、真面目に、ふざけてみたいと思っております! 撮影現場の空気を大切に、スタッフ・キャスト一丸となって最高に面白いドラマを目指します! どうぞ皆様、楽しみにしておいてください!

麻生祐未/原佳苗(56)役

韓国ドラマ好きのロマンチスト。闇バイト。ダメ、絶対。それなのに、一線を超えてしまったバカな人達。そして家族一丸となって、さらに闇に落ちて行く。普通じゃない。どうしてこうなってしまったんだろう。この素晴らしいスタッフ、キャストの方々に、喜んで巻き込まれようと思ってます。皆様、どうか最後まで見守ってください。

綾田俊樹/栗林徹(80)役

テレ東のこの時間枠は最近ヒット作をいくつも生み出していると思う。そこに出演するのだから力が入る。早速台本を読んでみると、「行ける!」。このところ、ちょっと理屈っぽいドラマが多いなと勝手に思っていたのだが、これは、痛快路線を歩めそうだ。私の役もボケ爺さんとか、寝たきりでなく、今年の注目親父、アレの阪神岡田監督のような存在を狙いたい。寄せ集めの家族構成はというと、みんなどこか抜けている、そんなヌケサク同士が力を寄せ合い、時には笑い、時には叱り、すったもんだのドラマを生み出していく。是非ご覧くださいませ。

濱谷晃一(テレビ東京制作局ドラマ室)

闇バイト関連のルポタージュを読むと、「冷静に考えたら、絶対に逃げきれるわけないのに…」「いや、この時点で警察に相談すればよかったのに…」と思わずにいられないのですが、でも、その判断が損なわれ、どんどん深みに追い込まれる様に恐怖を感じました。本ドラマの登場人物たちも根はいい奴なのに、不器用で、思慮が足りず、負の連鎖にからめとられてしまいます。でも、ご安心ください! そこはテレ東の深夜ドラマ、そんなに深遠で高尚なものではありません(笑)。どうしようもないけど、憎めない5人が右往左往しながら人生をやり直そうと奮闘し、徐々に絆が芽生えていく姿は、きっと、応援したくなると思います。そして、見る人を裏切り、二転三転する楽しい仕掛けをストーリーの中に忍ばせました。ふじきみつ彦×金沢知樹という超贅沢な人気コメディ作家が描くオリジナル脚本を、日本ノワール映画を背負って立つ俊英、小路紘史監督がどう演出するのか楽しみでなりません。そして、鈴鹿央士さんが本作のダメな長男役で主演するギャップや、ヒロインの山本舞香さんをはじめとする共演陣との化学反応に今からワクワクしています。個性豊かで芸達者な5人のキャストが演じる家族のやりとり、金曜深夜にほほえましく見守ってもらえたら幸いです!

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