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柄本佑、大河の子役が「僕と似ている」 吉高由里子&脚本・大石静も絶賛

柄本佑
柄本佑

 俳優の柄本佑が11日、NHK放送センターで行われた2024年大河ドラマ「光る君へ」(1月7日放送スタート、NHK総合・日曜午後8時~ほか)初回試写会&会見に、主演の吉高由里子、脚本の大石静、制作統括の内田ゆき、演出の中島由貴と共に出席。柄本が演じる藤原道長が三郎と名乗っていた時代を演じた子役・木村皐誠(きむら・こうせい)に「僕と似ている。雰囲気も説得力もある感じ」と喜んでいた。

吉高由里子&柄本佑がタイトルバック再現【画像】

 平安中期に「源氏物語」を書き上げた、のちの紫式部となるまひろ(吉高)を主人公に、脚本家の大石静が「2年以上この仕事にかけてきた」と語る渾身のオリジナルストーリー。柄本は、平安の貴族社会で権力者に上りつめていく藤原道長を演じる。

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 幼少期に三郎と名乗っていた道長を演じたのは14歳の木村皐誠。第1話で登場する道長は、今後繰り広げられる血なまぐさい権力争いとは離れ、のんきで柔和な雰囲気が漂う。

 大石は「第1話は子役が担うところが大きいので心配だったのですが、才能ある子たちが頑張ってくれた」と笑顔を見せると、吉高も「小さいころの三郎くんは『なんでこんな雰囲気が出せるんだろう』と思った。大人の三郎にそっくりですよね」と柄本に話を振る。柄本も「本読みのときにごあいさつさせてもらったのですが、似ています。雰囲気も説得力もあったので嬉しいです」と称賛する。

 柄本は演じる道長について「割とゆったりしたのんびりやさん。2、3話も、三男坊らしい穏やかな感じなのですが、物事を引いて見ることができる頭の良さもあります。そんな道長が、あれよあれよという形で政治に関わっていく」と変化に触れる。

 役づくりについて柄本は「具体的に何かということはないのですが」と前置きしつつ「道長さんは直筆の史料が残っているので、それを見ることができたのは道長という役を演じるうえでとても良かった。字って大きい。指先から伝わる人間性を感じられたのは参考になった」と文字がヒントになったことを明かしていた。

 また、柄本は平安の習わしとして「階段の上り下りも、立ち上がって歩き出すときも、何でも左足からなんです」と語ると、普段の日常生活でも左足から踏み出すことを意識しているという。内面的な部分では「気持ちの面では平安時代だから……ということを意識するよりも、いまの時代の人との向き合い方をイメージした方がいいと思う」と平安時代の人物を演じるポイントをあげていた。(磯部正和)

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