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「正直不動産2」優しい風吹く父子の物語に涙 「泣ける…」「いい話過ぎる」

第2話より永瀬(山下智久)、月下(福原遥)、十影(板垣瑞生)、寺島(迫田孝也)ら
第2話より永瀬(山下智久)、月下(福原遥)、十影(板垣瑞生)、寺島(迫田孝也)ら - (C)NHK

 山下智久主演のドラマ「正直不動産2」(NHK総合・毎週火曜よる10時~10時45分ほか・全10話)の16日放送・第2話では、主人公・永瀬財地(山下)を襲う“正直の風”に異変があり、SNSでは「泣けてくる…」「いい話過ぎる」と感動の声に包まれた(※一部ネタバレあり)。

【画像】神木の“狂気のタップ”も話題の第2話

 大谷アキラ(漫画)、夏原武(原案)、水野光博(脚本)による同名漫画に基づく本作。先週の初回ではディーン・フジオカ演じる、かつて登坂不動産で永瀬を“ライアー永瀬”に仕立て上げた上司・神木涼真が登場し、悪魔的キャラクターや華麗なタップが話題を呼んだが、第2話では元登坂不動産の営業マン・桐山(市原隼人)の情報により、神木がミネルヴァにやってくる前に不動産会社を転々として犯罪まがいの行為を行ってきたことが判明。持ち家である“空き家”を売却しようとする寺島(迫田孝也)の一件で永瀬と神木が火花を散らした。

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~以下、第2話のネタバレを含みます~

 壊した祠(ほこら)のたたりにより嘘がつけなくなり、“正直すぎる”営業マンとして奮闘していた永瀬。営業トークで嘘をつこうとするとどこからともなく風が吹き、まくしたてるように本音が飛び出すのがお約束だったが、本エピソードでは意外な展開に。終盤、家を巡る寺島とその父(苅谷俊介)の確執が解けていくと同時に永瀬に穏やかな風が吹き、永瀬は寺島家の庭に亡き妻の想いが秘められていることを指摘。さらには彼女の遺志を継いだ家族たちの思いまでも汲み取った。誤解に誤解を重ねていた寺島は呆然とし、長年憎んでいた父から思いがけない一言をかけられ涙ぐむ……という流れで、その後も吹き続ける穏やかな風に、SNSでは「今日の風は優しい風だね」「穏やかな風」「柔らかな風だね」としんみりする視聴者の声であふれた。

 山下は、11月末に行われた取材会で続編の風に言及。「あの風にはたくさんの種類があるんです。ファンで飛ばすやつもあれば、レフ板やうちわのそよ風バージョンもある。巨大扇風機で吹かせるものもあり、飛ばされ方も注目してほしいです」と話していた。

 ちなみに、寺島の妻の弟を演じたのが劇団かもめんたる劇団員の宮下雄也。宮下はバカリズム脚本のドラマ「ブラッシュアップライフ」で主人公・麻美(安藤サクラ)の同級生で、レミオロメンの「粉雪」を熱唱する加藤役で強烈な存在感を発揮。SNSでは“粉雪の加藤”と人気を博していたことから、本エピソードでも姿を現すと「粉雪の加藤!?」「粉雪気づくの遅れたw」と歓喜の声が。なお、23日放送・第3回「もしもピアノが置けたなら」では「ブラッシュアップライフ」で麻美の幼少期役でブレイクした子役・永尾柚乃が登場する。(編集部・石井百合子)

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