賀来賢人、親子で「SPY×FAMILY」に熱中　中村倫也と共にファミリー入り懇願

　俳優の賀来賢人が20日、TOHOシネマズ日比谷にて行われた『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』の大ヒット御礼舞台あいさつに、中村倫也と共に出席。子供と「SPY×FAMILY」に熱中しているというエピソードを披露し、ファミリーの仲間入りを懇願した。この日はレギュラー声優の江口拓也、種崎敦美（崎はたつさきが正式）、早見沙織、松田健一郎も来場した。

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　本作は、遠藤達哉の人気コミックを原作にしたアニメ「SPY×FAMILY」初の劇場版。精神科医・ロイドを装う凄腕スパイ・コードネーム〈黄昏〉（たそがれ）、超能力者の娘アーニャ、凄腕の殺し屋・〈いばら姫〉こと母・ヨル、未来予知犬・ボンドで構成されたかりそめの家族が、初の家族旅行で世界の命運を左右するハプニングに巻き込まれる。

　劇場版オリジナルキャラクターとして、アーニャの前に立ちはだかる敵役・ルカを演じた賀来は「うちの子が毎日ずっと（『SPY×FAMILY』を）観ているんです。ボンドのぬいぐるみをどこにでも連れて行くぐらい。劇場にも行かせていただいたのですが、熱狂がすごい。（会場は）パンパンだった」と親子で熱中していることを明かす。

　そんな賀来に、アーニャ役の種崎は「お子さんはパパが（映画に）出ているって知っているのですか？」と質問すると「内緒で観に行きたかったのですが、実家に帰ったとき僕が格好良く決めているパンフレットを見てしまっていて、『パパ出ているの？』と聞かれてしまったんです」とバレてしまったことを明かす。さらに賀来は「映画に（ルカが出てくると）スクリーンと僕を交互に観ていたので、気づいたと思います」とほのぼのエピソードで会場をほっこりさせていた。

　賀来と同じく敵役・ドミトリを演じた中村も、「僕が声をやっているとは知らずに観に行った人から『びっくりした』という声をもらっている」と明かすと、公開から1か月経たずに50億円を突破する大ヒットに「とんでもないことになっている。2024年末までロングランしてほしい」とさらなるヒットを願っていた。

　賀来と中村は、共に3度目の舞台あいさつ登壇。賀来は「もう『SPY×FAMILY』のファミリーの一員という気持ちです」と強調すると、江口らも「大歓迎です」と迎え入れる。中村も「皆さんの声があれば、僕らも『SPY×FAMILY』ファミリーになれるので、2回、3回、4回、5回、6回と何度でも観てほしいです。ぜひアニメの方でもモブとして登場させてください」とお願いしていた。（磯部正和）