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夢に現れる「あの男」の都市伝説『THIS MAN』出口亜梨沙&木ノ本嶺浩主演で映画化

「This Man」 を日本独自の解釈で映画化『THIS MAN』
「This Man」 を日本独自の解釈で映画化『THIS MAN』 - (C)2024 Union Inc.

 無関係な人々の夢に現れるという謎の男の都市伝説をベースにした新作スリラー『THIS MAN』が初夏に全国公開されることが決定し、ティザービジュアルが公開された。女優の出口亜梨沙と特撮ドラマ「仮面ライダーW(ダブル)」で照井竜/仮面ライダーアクセルを演じた木ノ本嶺浩がダブル主演を務める。

【画像】14年前!「仮面ライダーW」当時の桐山蓮&菅田将暉&木ノ本嶺浩

 「This Man」は、世界中から夢で見たという証言が多発した、奇妙な男にまつわる都市伝説。2006年ごろ、ニューヨークの精神科で夢の中で奇妙な風貌の男と出会ったという女性患者が多発し、証言から作成されたモンタージュ写真をネット上に公開したところ、世界各国から夢で男を見たという証言が寄せられたというエピソードで、男の写真と共にネットミームとして爆発的に広まった。創作とする説が広まるも、数多くの映像作品で題材として取り扱われるなど、その影響は大きい。

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 『THIS MAN』は、この世界的ネットミームに日本独自の解釈を加え、社会風刺を込めたスリラー。舞台は、連続変死事件が発生しているある田舎町。被害者の共通点は、生前、眉のつながった奇妙な風貌の男を夢のなかで見ていたことだった。夢の男は「あの男」と呼ばれるようになり、町の人々を恐怖に陥れる。そして、夫と娘と共に幸せに暮らす主人公にも「あの男」の恐怖が迫る。

 「あの男」の恐怖に苛まれる主人公・八坂華を出口が演じ、木ノ本が華の夫・八坂義男役で出演。そのほか、「王様のブランチ」(TBS)のリポーターを務める鈴木美羽、ラッパーにして俳優としても活躍する般若、芸人で俳優のアキラ100%とR-1王者・中山功太、さらに津田寛治渡辺哲らが脇を固める。

 監督・脚本・編集を務めたのは、医学系研究分野出身という経歴を持ち、『幸福な囚人』(2019)、『わたしの魔境』(2023)などを手掛けて話題を呼んだ天野友二朗。キャスト陣のコメントは以下の通り。(編集部・入倉功一)

映画『THIS MAN』は新宿ピカデリーほかで初夏全国公開

出口亜梨沙

皆さんこんにちは、出口亜梨沙です。映画『THIS MAN』初の主演、初のスリラー映画ということで2023年の夏、全てをかけて作品に挑ませて頂きました。今回の映像作品では珍しく撮影に入る前に共演者の方と何度も本読みをさせて貰えたのですが、そのおかげで監督とも台本のすり合わせができたり、撮影中も意見を出せたりととてもスムーズな現場でした。もしかしたら私たちの日常に起きるかもしれない、起こってもおかしくないじわじわと恐怖が襲ってくる感覚を楽しんでもらえればと思いますので皆さんぜひ、劇場へお越しください! そしてSNS等で感想を教えて貰えればエゴサしますので、そちらもぜひよろしくお願いします!

木ノ本嶺浩

昨夏、THIS MAN という得体の知れない"モノ"と向き合っていました。この得体の知れない"モノ"が強敵で掴めず届かずあしらわれる。不安や憤りでモヤモヤと恐怖を感じるなかで家族の大切さや人との繋がりを再確認していく刺激的な撮影の日々でした。ショッキングな出来事と美しい映像のコントラスト、そこに印象的な音楽が合わさり生まれるグルーブ感。ただ怖いだけじゃない新感覚の物語がそこにありました。是非、その得体の知れない"モノ"を劇場で体験していただきたいです。

鈴木美羽

撮影が終わった今でも、THIS MAN の顔が頭から離れない日々を送っています。私が演じた小田玲は頭が良く、世の中に対する小さな不満を逃さない女子高生です。誰しもが共感できるような台詞に是非とも注目していただきたいです。玲はお姉ちゃんの華に対しては特に心を開いているので、撮影では会話の中から2人の普段の関係性が垣間見えるよう、丁寧に演じました。映画館を出た後「怖面白かったー!」と思ってもらえたら嬉しいです。観たら最後、もう元には戻れません。

般若

物凄く勢いがあって力強い作品だと思いました。是非劇場で観て欲しいです。

アキラ100%

ケーキ屋の上司・植松を演じさせていただきました。都市伝説を元にしているという今作品。僕自身、都市伝説は好きなのですが、とても怖がりなので夜に思い出したりして一人で怖がっています。今回自分がスリラー映画に出るというだけで少しドキドキしていました(笑)。植松の運命やいかに。スリラーであり、人間ドラマでもある今作。一観客として完成した作品を見るのがとても楽しみです!皆様もぜひ劇場でご覧いただきたいです!

中山浩太

悲しくて、残酷で、どこまでも美しい。怖くて、冷酷で、とてつもなく優しい。天野監督にしか作り出せない、唯一無二の世界観。
後半の淡々とした混沌と無常感に、心底肝が冷えた。それは凄まじく、容赦のないリアルな描写。コロナ禍の鬱屈としたあのムードと重ね合わせて観る事もできる。あの美しい町を、なぜあんなにも不気味に撮れるのか。撮影時の和気あいあいとした雰囲気が嘘の様だ。映画って、凄い。天野監督、凄い。

津田寛治

撮影現場での天野監督は、何かに憑かれたように早口で喋り、眼差しには狂気が宿っていました。前回の天野組とは人が違ったようです。僕たちはこっそり囁き合いました。監督はTHISMANの夢を見たんじゃないかと。そして完成作を観たとき、なぜ監督があんなことになっていたのか腑に落ちました。どんな作品もお手本にならないような前人未踏の世界に踏み込んでいたんですね。
僕が目の当たりにしたTHISMAN体験、沢山の観客と共有したいです。

渡辺哲

科学的な根拠や証拠は明確には示されていないが、呪術師が持つとされる超自然な能力や霊的な力は存在すると思っています。ノウマクサンマンダと唱えて呪いを祓うマジナイ。修行して特殊能力を研く行者のような生活。そんな呪術師役をやる時、拠り所はどこなのか。撮影中、マジナイを唱えると監督の気なのか撮影の力なのか不思議と違う世界が見えた気がします。撮影以降、ノウマクサンマンダ唱えることも。皆さんも憶えて唱えてみれば、ちょっと違う世界を感じられるかもしれません。

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