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「SHOGUN 将軍」真田広之、徳川家ゆかりの増上寺でヒット祈願 ハリウッド制作の時代劇「日々戦って参りました」

増上寺でヒット祈願を行った真田広之
増上寺でヒット祈願を行った真田広之

 俳優の真田広之が20日、増上寺で行われた主演ハリウッドドラマ「SHOGUN 将軍」の来日大ヒット祈願イベントに出席し、作品に込めた熱い思いを語った。

【画像】 真田広之ら「SHOGUN 将軍」キャスト、増上寺に降臨!

 「SHOGUN 将軍」は、作家ジェームズ・クラヴェルのベストセラー小説を映像化する全10話のドラマシリーズ。天下分け目の合戦「関ヶ原の戦い」前夜、窮地に立たされた戦国一の武将と、日本に漂着しその家臣となったイギリス人航海士をはじめ、乱世を生き抜く者たちの陰謀と策略渦巻くドラマが展開する。

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 徳川家康にインスパイアされた戦国武将・吉井虎永を演じた真田。この日は、家康が徳川家の菩提寺として定めた増上寺に、共演のコズモ・ジャーヴィスアンナ・サワイ平岳大西岡徳馬、エグゼクティブ・プロデューサーのジャスティン・マークスレイチェル・コンドウミカエラ・クラベルと共に訪れた。

 プロデューサーも兼任した本作について、真田は「極力世界に向けて発信すべく、日本とハリウッドのキャスト、クルーが力を合わせて作り上げました。こうして皆様にお披露目できる日が来て幸せです。そしてこの増上寺という場で、制作に関わった仲間たちとあいさつできることが本当に光栄です」と感無量な表情を浮かべる。

 虎永に長年忠誠を尽くす腹心・戸田広松を演じた西岡は、「40数年前、最初の『将軍 SHOGUN』をオンタイムで観て感動していたんです」と語ると、「その作品を新しく作るという話を聞いて、虎永を誰がやるのか興味があった。真田広之がやると聞いて、ぜひ参加したいと思った」と胸の内を明かす。

 真田も「西岡さんとは30年以上に渡り、いろいろなシチュエーションで作品をご一緒しました。時には敵対する役、時にはドクターと患者など。まさに虎永と広松の関係性を言葉ではなく表現するのは、徳馬さんしかいなかった。大事なシーンで、言葉ではなく目と目を見るだけで分かり合える。濃い仕事ができました」と感謝を述べた。 

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 さらに真田は「コズモ、アンナ、平さんをはじめ、誰をとってもこの人じゃなければ成立しなかった」とベストキャストで臨めたことを明かし、「ドラマを作っていく過程がドラマチックで、とにかく幸せな時間でした」としみじみ。最後に「脚本づくりの段階から、どの国の観客の方でも理解でき、日本の時代劇ファンにも納得してもらえることを意識し、日々戦って参りました」と自信をのぞかせると「ぜひ1話から10話までご覧いただき、原作の面白さ、作り手の熱い思いを楽しんでいただければ」とメッセージを送った。(磯部正和)

「SHOGUN 将軍」は2月27日(火)よりディズニープラス「スター」で独占配信開始

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