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小芝風花、25年「べらぼう」で大河初出演 蔦屋重三郎の幼なじみで伝説の遊女に

小芝風花
小芝風花

 横浜流星主演の2025年放送の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に小芝風花が出演することが19日、明らかになった。小芝が演じるのは、江戸のメディア王として時代の寵児になった主人公・蔦屋重三郎(横浜)の幼なじみで、伝説の遊女。小芝にとって大河ドラマへの出演は初となり、「今回、蔦重の幼なじみであり、伝説の遊女である「花の井」を演じさせていただきます。私は大河ドラマに出演させていただくのも初めてなのですが、”伝説の遊女”ということで余計に緊張しております。凛と美しくもあり、時にはバシッと蔦重の背中を押すような男前さも持ち合わせている花の井を、精一杯演じたいと思います」とコメントを寄せている。

【画像】ドロドロ…「大奥」も話題の小芝風花

 大河ドラマ第64作となる本作は、喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見出し、東洲斎写楽を世に送り出した蔦屋重三郎を主人公にしたストーリー。脚本を、大河ドラマ「おんな城主 直虎」、NHKドラマ「大奥」シリーズなどの森下佳子が務める。出演者はこれまで蔦屋重三郎役の横浜のほか、田沼意次を渡辺謙、田沼意知役を宮沢氷魚、喜多川歌麿を染谷将太、鱗形屋孫兵衛を片岡愛之助が演じることが発表されている。

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 現在、主演ドラマ「大奥」(フジテレビ系)が放送中、主演映画『レディ加賀』が公開中の小芝。演じる花の井は、吉原の老舗妓楼・松葉屋を代表する遊女。重三郎とともに親に捨てられ、吉原で育った幼なじみで、何でも話せる良き相談相手。時に蔦重を助け助けられながら、共に生まれ育った吉原の再興に尽力を注ぐ。やがて、とある理由から長らく途絶えていた伝説の遊女の名跡“瀬川(せがわ)”を継ぎ、その名を江戸市中に轟かすこととなる。

 五代目・瀬川は史実に残る名妓として知られ、1,400両(現在のおよそ1億4,000万円)で落籍された出来事やその後の悲運な人生が戯作などで語り継がれた。(編集部・石井百合子)

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