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ダコタ・ジョンソン、マーベル『マダム・ウェブ』酷評に驚きナシ「ああいう映画はもうやらない」

率直に自分の意見を述べることで知られるダコタ・ジョンソン
率直に自分の意見を述べることで知られるダコタ・ジョンソン - Lionel Hahn / WireImage / Getty Images

 マーベル映画『マダム・ウェブ』に主演したダコタ・ジョンソンが、同作が酷評されたことについて驚きはなかったとBustleに明かした。

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 『マダム・ウェブ』は、未来予知の能力を持つマダム・ウェブの誕生物語を描いたサスペンス。アメリカの大手映画批評サイト「ロッテントマト」では批評家支持率12%と酷評され、ソニーのスパイダーマン関連キャラクター映画として最低のオープニング興収を記録してしまった。

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 率直に自分の意見を述べることで知られるダコタは、「ひどいレビューは気にしてしまうか?」と問われると、「残念だけど、この映画がこうなったことに驚きはない」と切り出した。

 「映画を完成させるのはとても難しくて、大作では──最近では小さめの作品でもそうなって来ていて本当に恐ろしいのだけど──(映画制作の)決断は“委員会”によってなされる。そして、“委員会”によって決められる時、アートは上手くいかない。映画は、フィルムメイカーとその周りのアーティストたちのチームによって作られるべきものだから。数字やアルゴリズムに基づきアートを作ることなんてできない。わたしはずっと、観客はものすごく賢いと感じているけれど、(スタジオの)エグゼクティブたちは『観客は賢くない』と信じ始めている。観客はいつだって、それがでたらめだったら嗅ぎつけるわ」

 「だけど、この映画を作ることは、間違いなくわたしの経験にはなった。こうしたものは、今までやったことがなかったから。多分もう、こうしたものは二度とやらないと思う。なぜなら、わたしにはその世界が理解できないから。それが今はわかる」と本作での経験を教訓にするつもりだという。

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 これまでも完成版の『マダム・ウェブ』と最初にもらった脚本は別物だと語っていたダコタは、あらためて「この業界では時に、“あること”をしようと契約しても、制作が始まるとそれが全くの別物になってしまい、『待って、何!?』となることがある」とざっくばらんに明かす。「だけど、本当に学びになった。もちろん、ボロクソに言われる作品の一部になるのは気分がいいことではないけれど、それが理解できないとは言えない」と続けていた。(編集部・市川遥)

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