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「不適切にもほどがある!」スケバン卒業、純子の未来への思いに「切ない」の声

未来を見てきたことで成長した純子だが……
未来を見てきたことで成長した純子だが…… - (C)TBS

 阿部サダヲ主演、宮藤官九郎が脚本を手がけるTBS系金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(毎週金曜よる10:00~)の第8話「1回しくじったらダメですか?」が放送。先週の第7話で、大切な思い出と共に令和から昭和に帰ってきた純子(河合優実)の見せた変化に、X(旧Twitter)では視聴者から「切ない」などの声があがった。(ネタバレあり。以下、第8話までの展開に触れています)

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 2024年にタイムスリップしてしまった1986年に暮らす昭和オヤジ・小川市郎(阿部)が、過去と現在を行き来しながら、ギリギリの「不適切」発言で令和の空気をかき回す本作。先週放送された第7話では、1986年から2024年にやってきた市郎の一人娘・純子と、令和に暮らす美容師・ナオキ(岡田将生)との、時を超えたラブストーリーが展開された。

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 第8話では、前回のラストで純子を連れ戻すために令和へタイムスリップしたムッチ先輩(磯村勇斗)が、息子である秋津(磯村勇斗/二役)と対面。入れ違いで純子が昭和に帰ったことを知ったムッチ先輩は「未来に来た意味がない」と騒ぎだすが、井上(三宅弘城)から“ある話”を聞かされパニックに。一方、令和のテレビ局でカウンセラーを務める市郎は、不倫スキャンダルによって閑職に追いやられていた入社7年目のアナウンサー・倉持猛(小関裕太)の復帰を手助けしようと奮闘するが、一度のミスをいつまでも忘れず、番組を見ていなくてもSNSでバッシングを続ける世間の厳しい声に、疑問を抱く展開が描かれた。

 昭和でも令和スタイルを維持する純子は、スケバン仲間からの誘いも断り、未来で絵馬に願った大学合格を目指して、勉強に精を出す。その様子を見たサカエから「わかりやすくいい子になって帰ってきた」と尋ねられた純子は「スケバン、絶滅してた」と令和を振り返ると「ツッパリって、反抗の証だと思ってたけど、反抗って結局、甘えなんだよね。心からほっといてほしかったら、ほっといてほしい服着ればいいし? 実際着たら……」と、ナオキとの思い出に笑顔。さらに「年取るの嫌じゃなくなった。どんな人と知り合って、どんな仕事して、結婚するとかしないとかわからないけど、全部楽しみたいから、今勉強するの」と未来に思いを馳せる。

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 さらに、市郎への尊敬も口にし「あんなに怒りっぽくて、オナラ臭くて、C-C-Bとチェッカーズとの見分けもつかないジジイがさ、ちゃんと未来についていけてた。それどころか未来人に頼りにされてた。私も頑張るんだ」と、未来を見たことで、大人へと成長した純子。

 しかし純子は、9年後の1995年に、阪神・淡路大震災で市郎と共にこの世を去ってしまうことが明かされており、視聴者もXで「未来の事話す純子ちゃん切ない……」「純子いい子で切ない…」「未来語ってるのを聞いてると切なくなる… 」と反応。劇中では、たびたび運命は変えられないと言及されているが「純子の未来、本当に変わってほしいなぁ…」などの声があがっていた。(編集部・入倉功一)

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