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島崎信長&内田雄馬の譲れないエゴ 「ブルーロック」劇場版は掛け合いにこだわり

左からSKY-HI、Nissy、島崎信長、内田雄馬、浦和希、海渡翼
左からSKY-HI、Nissy、島崎信長、内田雄馬、浦和希、海渡翼

 声優の島崎信長(※崎は「たつさき」)と内田雄馬が17日、都内で行われた『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』(4月19日公開)完成披露“超速”上映会に出席。本作の内容にちなんで、それぞれ「譲れないエゴ」を明かした。

【画像】Nissy&SKY-HIがサプライズで登場!イベントの様子

 本作は、累計発行部数3,000万部を突破するコミックに基づくアニメの劇場版。原作は“ブルーロック(青い監獄)”に集められた300の高校生FW(フォワード)たちの闘いを描くストーリーで、映画版は「ブルーロック -EPISODE 凪-」を原作に、桁外れのサッカーセンスを持つもう一人の主人公・凪誠士郎の視点で描かれる。イベントには声優の島崎、内田のほか浦和希海渡翼も登壇。主題歌「Stormy」を担当するNissySKY-HIがサプライズで駆けつけた。

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 本作で、島崎は主人公・凪誠士郎の、内田は凪がサッカーを始めるきっかけとなった親友・御影玲王の声を担当。「ここだけは譲れないエゴ」について聞かれた内田は「一人を捨てる」と回答。「こういう仕事をしていると、一人で役のことを考えて、それを持って行って現場でお芝居をする機会が多いんです。でも、世の中というのは誰かと作っているもの。社会は一人では作れない。なので一人の世界に没頭することも大事ですが、その一人の世界に誰か、何かを受け入れるということを忘れないようにしたいと思っています。自分だけの世界にしないということが大事だなと思います」と普段からのこだわりを明かす。

 島崎は内田の発言を受け「収録の時も実際、二人のスケジュールが合わないことがあったんですけど、スタッフさんがどうしても掛け合って欲しいって調整してくださって一緒にやったりしたんです。やっぱり掛け合わないと出ないことってあったもんね」と「一人を捨てた」ことの効果を強調。内田も「テレビシリーズの時はコロナ禍だったりしたので掛け合えなかったんですけど、今回の劇場版では一緒にとっているところが結構あります。よかったです」とかみしめた。

 一方、島崎の譲れないエゴは「好き」。島崎は「人って興味ないものは頑張れないと思うんです。こだわったりもできない。何か強い思いや、そのものに対する興味のベクトルが向いていないと、プラスアルファの仕事はできない。プライベートもそうだなって思うんです」と意図を説明。「義務感でやりきる尊さ、美しさもあるけど、特にこういうアニメ作りやクリエイティブな要素が大きな仕事ほど、何か思いが向いてないと……」と持論を展開した。

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 また島崎は「他の人からなんでそんなところにこだわってんのって思われるかもしれないけど、そこに命懸けてるんだわって。好きって大事だなって思います。皆さんも嫌々やっていること、好きでやっていること、いろいろあると思いますけど、結果を求めるよりも先に自分の中で興味をもたせてあげたりしたら、よりよく生きていけるんじゃないかなって思います」と呼びかけ、「実際、凪たちも好きだからこそ、こんなすごいことになっているんです」としみじみ話していた。(取材・文:名鹿祥史)

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