「べらぼう」寛一郎のカリスマ“馬面太夫”ビジュアル公開!岡山天音、濱尾ノリタカと第11回から登場

横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほかで放送中)の次回(3月16日放送・第11回)から新たに登場する3人の登場人物の扮装ビジュアルが公開された。
次回「富本、仁義の馬面」では、女郎の絵本「青楼美人合姿鏡」が売れず頭を抱える蔦重(横浜)が、親父たちから俄(にわか)祭りの目玉に浄瑠璃の人気太夫・富本午之助(うまのすけ)を招きたいと依頼される。蔦重はりつ(安達祐実)たちと芝居小屋を訪れ、午之助に俄祭りの参加を求めるが……という展開。
ビジュアルが公開されたのは、岡山天音、寛一郎、濱尾ノリタカ。岡山が演じるのは、駿河小島藩に仕える武士で挿絵も文章も書ける戯作者の倉橋格(くらはしいたる)/恋川春町(こいかわはるまち)。地本問屋・鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)が出し大ヒットとなった「金々先生栄花夢」に続く黄表紙の先駆けとなる。本屋の新参者である蔦重とは、親交のあった朋誠堂喜三二(尾美としのり)の仲介で知り合う。蔦重と次々に作品を出すものの、時代の変わり目で発表した「鸚鵡返文武二道」が幕府の目に留まり、思わぬ事態となっていく。
寛一郎は、富本節の太夫である富本豊志太夫(午之助)役。蔦重が当時流行していた富本節を正本にしようと、接触を試みる富本の二代目。馬面太夫の異名をとり、その美声は江戸中を魅了した。富本豊前掾(とみもとぶぜんのじょう)を父に持ち、二代目富本豊前太夫(とみもととよしだゆう)を称する。寛一郎にとって大河ドラマへの出演は「鎌倉殿の13人」(2022)以来2度目、約3年ぶり。
濱尾ノリタカは、富本豊志太夫とともに芝居小屋で活躍する歌舞伎役者の市川門之助(いちかわもんのすけ)にふんする。大河ドラマへの出演は本作が初となり、自身のInstagramで「差別を受けながらも生き、演じることをやめない歌舞伎役者とはどうあるのか、自分なりに向き合い、考え、尊敬の意を込めて演じさせていただきました」とコメントを寄せていた。
なお、岡山と濱尾はともに本作の森下佳子が脚本を手掛けたドラマ「大奥」に出演している。(石川友里恵)


