幸せの絶頂に訪れる絶望…『岸辺露伴は動かない 懺悔室』本予告映像＆ビジュアルが公開
「ジョジョの奇妙な冒険」の漫画家・荒木飛呂彦の短編シリーズを高橋一生主演で実写化した人気ドラマの劇場版最新作『岸辺露伴は動かない 懺悔室』の本予告編とビジュアルが公開された。
「岸辺露伴は動かない」は、リアリティーを何よりも重んじる風変わりな漫画家・岸辺露伴が、取材先で遭遇する奇妙な出来事の数々を描くミステリー。高橋ふんする露伴が、相棒の女性編集者・泉京香（飯豊まりえ）と共に、人知を超えた事件や事象に挑む。劇場版第2弾となる本作では、原作ファンの間で屈指の人気を誇るエピソードが、邦画初となる全編ヴェネツィアロケで完全映画化される。
人の心や記憶を本にして読み、命令を書き込むこともできる特殊能力「ヘブンズ・ドアー」を持つ露伴は、訪れた教会の懺悔室で、仮面を被った男の恐ろしい「告白」を耳にする。それは、かつて過ちから浮浪者（戸次重幸）を殺してしまった男（大東駿介）にかけられた呪いの話だった。「お前が幸せの絶頂の時、お前に俺以上の“絶望”を味合わせてやる……」。浮浪者の怨念ゆえに、次々と幸せが襲いかかってくるという男。その告白を聞いた露伴に、呪いとは何かを問いかける仮面職人・マリア（玉城ティナ）と、露伴の行く先々に現れる怪しげな男・田宮（井浦新）。この二人との出会いから露伴は、やがて自身にも「幸福になる呪い」が襲いかかっていることに気付く。
予告映像と併せて公開された本ビジュアルでは、荘厳なサンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ聖堂を背にした露伴の姿が映し出されている。
また、3月14日からムビチケ前売券の販売が開始され、購入者には特典として「オリジナルポストカード」が付属。カードには、赤一色に染め抜かれたビジュアルの中央に、深く被ったフードの影に顔を隠した露伴が映し出されている。また、オンラインのムビチケ前売券も同時発売となり、こちらには特典として「オリジナルスマホ壁紙」が付いてくる。
本作には、渡辺一貴監督、脚本・小林靖子、音楽・菊地成孔／新音楽制作工房、人物デザイン監修・衣裳デザインの柘植伊佐夫らが再集結する。（編集部・入倉功一）
映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』は5月23日より全国公開