亀梨和也、後輩・渡辺翔太におどろおどろしくエール
亀梨和也が16日、都内で行われた Snow Man・渡辺翔太の主演映画『事故物件ゾク 恐い間取り』製作報告会見にビデオメッセージで登場。自身が主演を務めた2020年公開の前作から主演を引き継ぐ後輩の渡辺にエールを送った。この日は渡辺とともに畑芽育、吉田鋼太郎、中田秀夫監督も出席した。
事故物件に住みつづけるお笑い芸人・松原タニシのノンフィクションシリーズを映画化した本作は、興収23億4,000万円を記録したホラー『事故物件 恐い間取り』に続く新作。渡辺が演じる売れないタレントの桑田ヤヒロが、「必ず憑りつかれる部屋」「いわくつきの古い旅館」「降霊するシェアハウス」と数々の事故物件に住み、それぞれの物件に隠された謎に迫っていく。前作に続いて中田秀夫監督がメガホンをとった。
事務所の先輩である亀梨主演の前作が大ヒットを記録したということで、会見中は終始「プレッシャー」だと語っていた渡辺。そんな中、突如会場の明かりが落ちて真っ暗に。するとスクリーンには亀梨が大写しとなり、おばけのポーズで「『事故物件 恐い間取り』で、山野ヤマメを演じた亀梨和也です！」とおどろおどろしい声色であいさつ。
「入りに失敗しましたね」と照れくさそうに笑った亀梨は、「今回、『事故物件ゾク 恐い間取り』が無事にクランクアップしたと聞きました。おめでとうございます！」と拍手で祝福。さらに「どうですか？ 何か起きましたか？ 大丈夫でしたか？」と尋ねた亀梨。「僕が撮影をしていた時、そして公開に向けたプロモーション中もいろいろあったんでその辺が心配だったんですけど、無事に終えられたということで良かったなと思っております」と安どした様子。
そしてあらためて「今回、渡辺翔太くんが映画初主演ということでおめでとうございます！」と拍手で祝福した亀梨。その映像を見ていた渡辺も「ありがとうございます」と感激した様子。
さらに亀梨が「後輩である渡辺くんが『ゾク』という形で引き継いでくれるということで。非常に僕自身もうれしく思っております。最新作ではさらにスケールアップした事故物件が出てくるということで。自分が演じさせていただいた時もインパクトがあったので、今回はどういった結末を迎えるのか、僕自身も注目していきたいと思います。これからプロモーション活動も多々あると思いますが、すてきな、ゾクッとするような夏になるように頑張ってください」とエールを送る。
最後に「でも身の安全はしっかりと確保してくださいね」とアドバイスした亀梨は、「僕はけっこう塩だ、酒風呂だと入っていました。プロモーションでいろんなところに行くかもしれないので、ぜひそこは対策していただたきたいなと思います」とメッセージ。「映画の完成、そして公開を楽しみにしております！」と渡辺に呼びかけ、再びおばけポーズで「か～め～な～しか～ずやでした」とおどろおどろしい声色であいさつし、メッセージを締めくくった。
そんな亀梨に渡辺は「ビックリしました。すごい怖がらせますね」と笑いながらも、「亀梨くんは事務所の先輩で、大変お世話になっていますし。僕は勝手ながら亀梨くんとは縁があると思っていて。この作品以外にも、亀梨くんがずっとやっていた舞台を引き継がせていただいたこともありましたし、今回も亀梨くんがやられていた映画を引き継ぐという形でやらせていただいたので。亀梨くんが敷いていただいたお仕事のレールを引き継ぐことが結構あったので。本当に感謝をしていますし、いろいろと連絡もさせていただいて。コミュニケーションをとらせていただいたので。前作に負けないように、この続編もヒットさせられたらなと思っています」とコメント。先輩の熱いエールに応えるべく、あらためて気持ちを引き締めている様子だった。（取材・文：壬生智裕）
映画『事故物件ゾク 恐い間取り』は7月25日より全国公開