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「あんぱん」松嶋菜々子、やなせたかしさん母校に登場 北村匠海の母役「大切に演じていきます」

初回から登場した松嶋菜々子(柳井登美子役)
初回から登場した松嶋菜々子(柳井登美子役) - (C) NHK

 NHK連続テレビ小説「あんぱん」(総合・月~土、午前8時~ほか ※土曜は1週間の振り返り)の第1回を見る会が31日、漫画家やなせたかしさんの出身校である高知県立高知追手前高等学校で行われた。会場には、やなせさんをモデルにした柳井嵩(やない・たかし/北村匠海)の母・登美子役を務める松嶋菜々子が来場し、563人の観客を前に役への思いなどを語った。

【画像】「あんぱん」二宮和也&松嶋菜々子夫婦の輝く笑顔!

 本作は、「アンパンマン」を生み出したやなせさんと妻・小松暢さんをモデルとした朝ドラ112作目。暢さんをモデルとした主人公・朝田のぶ役は今田美桜が務める。脚本は、朝ドラ「花子とアン」や「ドクターX ~外科医・大門未知子~」の中園ミホが執筆する。

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 松島が演じる柳井登美子は、文化的な教養が豊かであり、美しく勝ち気で利発。嵩(北村)が幼い頃に夫の清(二宮和也)を亡くしており、奔放な振る舞いで、嵩を翻ろうする。

 上映会に参加した松嶋は、「『アンパンマン』は中学生当時に触れる機会があり、主題歌の歌詞で生きる意味に答えがあるのかと、すごく刺さったのを覚えています。今回再び深く対峙する機会があり、やなせさんの『人生はよろこばせごっこ』という言葉に、生きる意味の答えのヒントをもらいました。自分自身もまだまだ人生の中間地点で、これからだと強く感じました」とやなせさんに対する思いをにじませる。

 さらに、初回を迎えた本作について「『あんぱん』は、やなせさんの明るさ、強さ、優しさを表現できる作品だと思っています。高知の皆さんが 大事にされているやなせさんを描く作品ということですごく緊張していますが、大切に演じていきますので皆さんも温かい目で見ていただけたらと思います」と観客に呼びかけた。

 松嶋と共に上映会に参加した制作統括の倉崎憲は、「記念すべき初回放送をやなせたかしさんの母校で、高知の皆さんと松嶋菜々子さんと一緒に見られたこと、参加してくださった皆さんの熱量を直接感じられて感激しております。ふだんはネットやお手紙などで感想を拝見することが多いのですが、皆さんの表情が見えるところで共に時間をご一緒でき、幸せに思います。昨秋から高知ロケで始まった収録も折り返しを迎え、日々順調に進んでおります。これから半年間どうぞよろしくお願いいたします」とコメントしている。(編集部・倉本拓弥)

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