「魔物」タイトル回収の官能シーンにツッコミ続々

麻生久美子主演のテレビ朝日系ドラマ「魔物」(毎週金曜よる11:15~※一部地域を除く)第2話が25日に放送され、サブタイトルの「愛欲のキムチチゲ」を回収する麻生と塩野瑛久のラブシーンが反響を呼んだ(※一部ネタバレあり)。
第2話では、名田奥太郎(佐野史郎)殺害事件の容疑者として逮捕された凍也(塩野)と、その弁護人に就任したあやめが再会。弁護士としてあやめが救いの手を差し伸べたことをきっかけに、2人はさらに惹かれ合っていく。その後、あやめの尽力で釈放された凍也はオフィスに現れ、弁護費用を渡して去るが、彼のことが気になったあやめは会議の時間が迫っているにもかかわらず後を追いかけ、人気のない階段下の路地で2人きりに。
互いに見つめ合う中、凍也が「どうして聞かないんですか? オレが殺したのかって」「俺のこと、本当に信じられますか?」と問いかけると、あやめはそれが答えであるかのように彼に激しくキス。エスカレートしていく凍也に一度はためらいを見せながらも、彼との禁断の関係に溺れていく……と、この時点でも「なかなかハードなキスシーン」「2話で早すぎるやろ」「唐突なキスにビックリ」など驚きの声が上がっていたが、奥太郎の通夜の場では予想だにしない事態に。
放送前から「愛欲のキムチチゲ」という強烈なタイトルが注目を浴びていたが、それが回収されたのが奥太郎の通夜の場面。あやめから“やましいことがないと示すため”と奥太郎の通夜に出席することを勧められた凍也は妻の夏音(北香那)を連れ出席。すると案の定、奥太郎を殺害したのは凍也だと主張する陽子(神野三鈴)とも揉み合いに。流れで激昂する親戚(梅沢昌代)が凍也にキムチチゲをぶちまけようとすると、あやめがかばって悲惨な状況に。あやめがトイレで髪や喪服についたスープを洗い流していると、心配した凍也が現れ、2人はまたしても唇を重ね、ついに一線を越える。
「喪服のまま……」と事前告知されていたシーン。塩野の鍛え上げた肉体美にも沸いていたが、ラブシーンよりもキムチチゲが注目を浴び「なぜここに鍋が!?」「なんか…色々おかしい」「脳みそが追いつきません…」「唐突なキムチチゲで笑った」「ツッコミどころ満載」「昼ドラみたい」とツッコミが相次いだ。
2話では、凍也の過酷な青春期が明らかに。彼が名田家の離れに住むようになった経緯、陽子の息子・潤(落合モトキ)との複雑な関係。一方、凍也を犯人と疑う刑事たちは、凍也の妻・夏音と奥太郎のただならぬ関係を示す写真を入手。次回のあらすじでは、あやめと凍也が許されない愛にのめり込んでいく流れだが「愛したはずの男が、“魔物”へと変貌する!?」との不穏なワードもみられる。(石川友里恵)