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小池栄子、フジ火9枠で初主演 7月期ドラマ「さよならノワール」北香那と犯罪被害者を救うバディに

「さよならノワール」(左から)小池栄子、北香那
「さよならノワール」(左から)小池栄子、北香那 - (C)フジテレビ

 小池栄子が、7月期のフジテレビ系・新火曜ドラマ「さよならノワール」(7月7日、21時スタート)で主演を務めることが発表された。小池は「ナースのお仕事」シリーズ(1996年ほか)や「踊る大捜査線」(1997年)などの名作を世に送り出してきたフジテレビ“火9”枠で初主演。北香那との共演で、犯罪被害者を救う元暴力団対策係の刑事と心理学者を演じる。

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 本作は、警視庁西池袋署に新設された、犯罪被害者支援室に所属する主人公たちが、犯罪被害者や遺族らに寄り添い、初動としての支援をしていく警察ヒューマンドラマ。元暴力団対策係の刑事だった警部補・黒木夏海(くろき・なつみ)を小池、そして心理学の知識には長けているが対人コミュニケーションは苦手な心理学者・白石絵梨子(しらいし・えりこ)を北香那が演じる。

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 小池が演じる黒木は、支援室に配属される前は、暴力団対策係(※2025年10月より組織犯罪対策係に改称)の班長を務めていたが、ある事件がきっかけで新設された被害者支援室に異動することになる。誰とでもフランクに接する性格で、犯罪被害者ともひとりの人間として接する。上から目線になることも気持ちをわかったふりもしない。「すごく複雑で難しい役どころだと思っています」という小池は「難しいなと思ったときは、“犯罪被害者支援のお仕事は、見えない血を流している方の<止血>をする仕事”という監督からの言葉を何度も思い返しています」と語る。

 一方、北が演じる白石は、公認心理士と臨床心理士の資格を持つ帝都大学心理学部所属の心理学者。派遣職員として西池袋署にやってくる。優秀な人材でやる気もあるが、人の心の機微をとらえることが苦手で、理屈が先に出てしまうタイプ。フジテレビ制作の連続ドラマ初レギュラーとなる北は「一生懸命さだけは忘れないよう心がけています。苦手な部分はあれど、しっかり頑張る部分が絵梨子の良い部分としてギャップになったらいいなと思いながら演じています」と語っている。

 舞台となる西池袋署は架空の設定だが、犯罪被害者支援室は警視庁内に実在する部署。「白い巨塔」(2003年)や「14才の母」(2006年)などの脚本家・井上由美子がこの部署にスポットライトを当てながら、個性豊かなキャラクターとさまざまなケースで被害に遭った人々や遺族の細かな心情や人間模様を紡ぐ。

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 また、演出は「きらきらひかる」(1998年)などで井上脚本を手掛け、今回が8年ぶりのタッグとなる河毛俊作が担当する。河毛は主演の小池とも「新宿野戦病院」(2024年)でタッグを組んでおり、今作では池袋を舞台に小池の魅力を引き出していく。

 キャスト・スタッフのコメントは以下の通り。

小池栄子(黒木夏海役)

Q. オファーを受けた際の感想、今作への意気込みをお聞かせください。
「今作の撮影チームが『新宿野戦病院』でもご一緒した方々だったので、またご一緒できる喜びと、バディ役が香那ちゃんということで、“是非やりたいです!”と即答させていただきました。香那ちゃんとは一緒のシーンでお芝居をするのは初めてでしたが、1シーン1シーンをどう演じていくのか細かい部分までじっくり話し合えています。お互いお芝居が大好きという共通の想いがあるので、信頼し合えるのも大きいです。二人で探りながら作業できていることがすごく楽しいですね。香那ちゃんはもちろん、スタッフさんとも作品について話し合うことが多くて、風通しの良い現場で丁寧に作品を作れています」

Q.主人公についてどのような役作りを経て撮影にのぞんでいますか?
「すごく複雑で難しい役どころだと思っています。出てくるキャラクターたちは皆、それぞれが過去に傷を抱えているのですが、その傷を抱えながらも被害者の方々を支援する。そして時には、支援したことで自分の傷が慰められる。繊細な表現は大切に演じさせていただいています。難しいなと思ったときは、“犯罪被害者支援のお仕事は、見えない血を流している方の<止血>をする仕事”という監督からの言葉を何度も思い返しています。事件が発生したら最初に現場に駆けつけて、被害者の方々がこれ以上血を流さないよう寄り添うという、第一段階のお仕事だという考えは念頭に置いています。そして絵梨子の先輩バディとしては、絵梨子が心折れそうな時にはキュッと持ち上げられるような頼もしい先輩であるように心がけています」

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Q.視聴者の皆様にメッセージをお願いします。
「まずは何よりも“犯罪被害者支援室”という部署、お仕事があるということを皆さんに知っていただけたらうれしいです。今まさに、お困りになっていて誰に助けを求めればいいかわからない、どうやって暗闇から抜け出したらいいかわからない、と迷っている方々のヒントにもなる作品になれたらと思います。そして、すてきなキャストの方々もたくさん出演しますので、そちらも楽しみにお待ちいただけたらと思います!」

北香那(白石絵梨子役)

Q.オファーを受けた際の感想、今作への意気込みをお聞かせください。
「フジテレビの連続ドラマでレギュラー出演者としてお芝居させていただくのは初めてなので、すごくうれしかったです。栄子さんとは同じ作品に出演していた経験はありますが、しっかりと共演させていただくのは初めて。バディとして共演できることも楽しみでした。撮影中は“これどう思いますか?”と相談すると丁寧に向き合ってくださって、栄子さんに頼りすぎてしまっているかもしれません(笑)。毎日“今日は栄子さんとこのシーンについて話そう”と想いをはせながら現場に行くのが楽しみになっています」

Q.演じる白石絵梨子についてどのような役作りを経て撮影にのぞんでいますか?
「絵梨子は人との距離感が苦手な部分や空回りしてしまうことが多いのですが、一生懸命さだけは忘れないよう心がけています。苦手な部分はあれど、しっかり頑張る部分が絵梨子の良い部分としてギャップになったらいいなと思いながら演じています。(小池演じる)夏海さんは頼れる上司ではありますが、時に“ノワール”な部分が垣間見えたときには、絵梨子が夏海さんに対してできることを探るように、お互いが持っていないモノを補い合うイメージで演じています」

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Q.視聴者の皆様にメッセージをお願いします。
「今までの警察ドラマではあまりフォーカスされてこなかった“犯罪被害者支援室”に関するお話になるので、新鮮な感覚で見ていただける作品になっています。そしてお芝居が大好きなキャストの皆様が集まっているので、皆さんのお芝居にもご注目いただきたいです」

プロデュース・狩野雄太(スタジオ戦略本部 第1スタジオ ドラマ・映画制作センター)

「昨年から井上先生、河毛監督と企画の話をしてこの企画が完成しました。自分は恥ずかしながらこれまで“犯罪被害者支援”についてまったく知りませんでした。監修の先生ともお話をさせていただき、幾つかの資料を拝読させていただいたのですが日本では“犯罪被害者等基本法”が施行されて20年と少しで、海外に比べて被害者支援について遅れを取ってきた歴史があったことを知りました。“今まで当たり前にあった生活や幸せが、犯罪により一瞬で無くなってしまう。”そんな悪夢みたいな出来事を目の前にして、初動として警察官が被害者支援を行っていることを知り、フィクションではありますが、そんな支援員たちの物語を制作してみたいと思いました。誰しもが明日加害者や被害者になってしまうかもしれない。決して他人事ではない話だと思いました。そんな中で少しだけでも犯罪被害者支援について知っていただくきっかけになれたらと思っています。
タイトルは井上先生と河毛監督と“捉われていた暗い気持ちや状況に別れを告げる”意味を込めて何案も出しあった末に『さよならノワール』に決めました。
小池さんは『新宿野戦病院』のような破天荒なキャラクターやバラエティーでの明るいイメージもあるのですが、今作では小池さんご自身が持つしなやかさや繊細さ、優しさを見てみたいと思いご出演をお願いさせていただきました。ご快諾頂けて感謝しております。既に撮影中なのですが、物凄い集中力でお芝居をしてくださっており、ただただ感動しております。
北さんも卓越した演技力で多彩なキャラクターをこれまでいくつも演じており、いつかご一緒させていただきたいと思っており今回叶うことができ、感激しております。頭でっかちの絵梨子ですが、どこか可愛らしくてちょっと面白い所もあります。物語にもご注目いただきたいですが、小池さん北さんお二人の掛け合いや細かな表情にも是非ご注目いただけたらと思います」

脚本・井上由美子

「息苦しい世の中ですね。世界は不安定で、目を背けたくなるニュースばかり。こんな時代に求められるのは、鮮やかに問題を解決するカッコいいヒロインではなく、そばに寄り添ってくれる、飾らない女性たちだと思いました。
犯罪を描いたドラマや映画の多くは犯人逮捕が終着点です。でも、被害者の痛みは犯人逮捕で一区切りするわけではありません。そんな傷ついた人たちをサポートするのが小池栄子さん演じる黒木夏海(警察官)と、北香那さん演じる白石絵梨子(心理学者)です。彼女たちには特殊能力も、超がつくようなテクニックもありません。“そばにいてもいいですか?”と寄り添い、言葉に耳を傾け、被害者が自分で立ち上がるのを支えます。
見どころは、過去を抱えたぶっきらぼうな元マル暴刑事・黒木の包容力と、共感能力に欠けた(長けたの間違いじゃなく!)、ちょっとうざい心理学者・白石の突破力ーー二人のコンビネーション。
決して立派な人物とは言えない二人が、性格や人生経験の違いを乗り越えて、被害者たちを受け止めます。
そして、彼女たち自身も絆を築いていきます。時に先輩と後輩、時に姉と妹、時に女ともだち。表情を変えていく二人の関係を小池さんと北さんが豊かに演じてくれています。孤独で不器用だけど、それゆえに寄り添う力を持ったコンビにご期待ください」

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