ADVERTISEMENT

大泉洋&松田龍平『探偵はBARにいる』4弾制作に意欲 「プロデューサーのお尻を叩いて」「準備万端」

大泉洋&松田龍平
大泉洋&松田龍平

 俳優の大泉洋松田龍平が14日、丸の内TOEIで行われた「さよなら丸の内TOEI」プロジェクト『探偵はBARにいる3』上映後舞台あいさつに出席した。この日は『探偵はBARにいる』シリーズ3作が一挙上映され、ファンからの熱い声援に大泉は「改めてパート4を作らなければいけないと思いました」と語ると、松田も「準備万端です」と静かに意気込んでいた。

【動画】大泉洋がボケ、『かくかくしかじか』で大忙し!

 東直己の小説を原作にした同シリーズは札幌のススキノを舞台に、大泉演じる探偵と松田演じる高田の名コンビの活躍を描く探偵映画。シリーズ第3作『探偵はBARにいる3』の上映後、おなじみの作品ジングルに乗せて登場した大泉は「8年ぶりですか。久々にこの音楽で松田龍平と一緒に出てくるなんて感慨深いです」としみじみ。松田も「8年ぶりに会いたいと思ったんです」と登壇理由を明かすと「今日は『探偵はBARにいる4』の舞台あいさつにお越し下さり……」とつぶやく。大泉は「これが8年間の成長ですか」と松田のボケを称賛していた。

ADVERTISEMENT

 トークではシリーズ3作の思い出話に花を咲かせた大泉と松田だったが、司会者から「『探偵はBARにいる4』と検索している人が多いんです」と振られると松田は「僕はだいぶ前から準備万端です」と意欲を見せ「大泉さんが忙しくて、結構本にうるさいんです。こだわりが強くて……何でもいいじゃないですか」と大泉にクレーム。

 すると大泉は、毎回劇中で壮絶な拷問を受けることに触れ「お前も拷問受けてみろよ。内容大切だろ」と口をとがらせつつ「私もプロデューサーにどうなっているのかいつも聞いているんですよ。(大泉が主演を務めた東映作品の)『室町無頼』をやっている場合じゃないだろうって」といつもの大泉節で会場を笑いに包み込む。

 舞台あいさつの会場となった丸の内TOEIは今年7月29日で閉館が決定している。松田は「パート4の初日舞台あいさつはここで出来ないんですよね」と寂しそうにつぶやくと、大泉も「さすがに2か月じゃ映画できないよね。俺が監督・脚本もやるか。でも8年ぶりの映画が突貫工事みたいなのも寂しいよね」とやるからにはしっかりこだわって作りたいことを主張していた。

 和気あいあいとした雰囲気で行われた舞台あいさつだったが、松田は「『探偵』シリーズはずっとこの場所で上映されていました。また最後にこうやってお世話になった劇場で大泉さんと舞台に立てたことはとても嬉しいです」と神妙な面持ちで語ると、大泉も「毎回この場所で次回作の話をして盛り上がっていました。ファンの方の声を聞いていると、改めてまたパート4を作らなければいけないと感じました。丸の内TOEIの閉館には間に合わなかったけれど、プロデューサーのお尻を叩いて実現させたいです」と誓っていた。

ADVERTISEMENT

 「さよなら丸の内TOEI」プロジェクトは、7月27日に約65年の歴史に幕を閉じる丸の内TOEIを惜しみ、劇場へかかわる全ての人への感謝と、「映画館で映画を観る」ことの大切さを改めて訴求することを目的に、5月9日から7月27日までの80日間にわたって数々の傑作特集上映に加え、各種イベントを実施。その一環としてこの日『探偵はBARにいる』(2011)、『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』(2013)、『探偵はBARにいる3』(2017)を一挙上映した。(磯部正和)

大泉洋、『かくかくしかじか』ネタをブッコミ!?『探偵はBARにいる3』上映後舞台あいさつ » 動画の詳細
  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT