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二宮和也&小松菜奈、カンヌレッドカーペットデビュー『8番出口』上映に8分間拍手鳴りやまず

第78回カンヌ国際映画祭

公式上映を終えスタンディングオベーションに包まれる小松菜奈と会場中に手を振る二宮和也
公式上映を終えスタンディングオベーションに包まれる小松菜奈と会場中に手を振る二宮和也 - (C)2025 映画「8 番出口」製作委員会

 俳優の二宮和也小松菜奈が、現地時間19日深夜、フランスで開催中の第78回カンヌ国際映画祭「ミッドナイト・スクリーニング」部門に出品された、映画『8番出口』の公式上映に出席。二宮はタキシード、小松は大胆なシースルーの黒のロングドレスに身を包み、カンヌレッドカーペットデビューを飾った。会場には、川村元気監督、脚本家の平瀬謙太朗も出席した。

【画像】小松菜奈、シースルードレスで美背中披露『8番出口』レッドカーペット(10枚)

 公式上映は映画祭のメイン劇場であるグランド・ルミエールで開催。上映前、今回が初参加となる二宮と小松は、笑顔で手を振りながら、各国のカメラマンからフラッシュと歓声を浴び続け、鮮烈なレッドカーペットデビューを飾った。

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 公式上映前、二宮は「『8番出口』に携わる方々の喜ぶ姿が見られたのは嬉しかったです。作品を通して考えたことや、演じる上で、台本に書いてあることを立体化することに時間がかかったり、色々なことがありましたが、周りの皆さんの顔を見ていると頑張ってよかったなと思います。とにかく今夜はお祭り騒ぎしたいですね! 評判が直にくると思うので、厳しい現実が待っているかもしれませんが、それも含めてみんなでどきどき・そわそわできるのはここでしか味わえない体験だなと思います」とワクワクの様子。

カンヌでレッドカーペットデビュー!(c)Kazuko Wakayama

 小松は「先ほど、ホテルでもいまから映画を観に行きそうな方たちをたくさん見かけて、盛り上がっている雰囲気を肌で感じています。映画『8番出口』がカンヌでスタートを切れる喜びと、この時間を思う存分に楽しみたいという気持ちでいっぱいです」とコメントし、場内へ向かった。全2,300席のチケットは完売し、深夜にも関わらず場内は満員。二宮たちは観客総出の拍手で迎えられ、歓迎ムードの中で上映がスタートした。

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 エンドロールが流れ始めると、場内が暗いうちから会場からは再び拍手が。そして、音楽が完全に鳴り止んだ瞬間、会場からは8分間に及ぶスタンディングオベーションと惜しみない歓声が送られた。その光景に、二宮は端から端の観客に手を大きく振り続け笑顔。小松は瞳を潤ませ、川村監督は「Merci beaucoup!(ありがとう!)」と、全身全霊で応じた。

感極まる小松菜奈と二宮和也

 公式上映を無事に終えた面々は「よかったね~!」と満面の笑み。二宮は「カンヌの皆さんに温かく受け入れてもらえて良かったです。海外で映画を観るのは初めなので貴重な経験ができましたし、何よりいい思い出になりました」、小松は「上映前から拍手で盛り上げてくれた観客の皆さんと、最初から最後まで同じ空間で一緒に映画が観られたことはとても意味のあることですし、真剣に作品に向き合ってきて良かったなという報われた気持ちと、そんな作品に携わったみなさんと一緒に過ごせて胸が熱くなりました」と歓喜。また、川村監督も「上映終了後の拍手がたまらなかったです。このために映画作っているのだなあ、という気持ちになりました」とコメントを寄せた。

 『8番出口』は、全世界累計170万ダウンロードを突破する、KOTAKE CREATE による短編ゲームの実写映画化作品。地下鉄の駅を舞台に、無限にループする地下通路に閉じ込められた男性(二宮)が、異変を見つけた場合はすぐに引き返すというルールに従いながら“8番出口”を目指す。(編集部・入倉功一)

映画『8番出口』は8月29日より全国公開

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